コンプライアンス研修

毎年、標記の研修があります。所属長が全員を集めて、解説と話し合いを含めて1時間程度です。法律遵守の重要性を再認識するのですから、本来はいい研修だと思います。
しかしマンネリ化です。資料の文面を読んで、おしまいです。
現役の時は、ちょっと意見を言っていました。教科書的研修ではなく、具体的に実際の事例でものを考える必要があると思ったからです。
デモもう出しゃばるのはやめました。
「わが社」だけではなく、全国の職場でこういう研修をしていると思いますが、おそらく「もり」「かけ」問題を取り上げた研修はないのでしょう。

この人の国会答弁をコンプライアンスの反面教師としたら面白いと思ったのです。国税庁のトップですが、ここのコンプライアンス研修を聞きたいものです。
「行政に関する情報はすべて市民の財産であることを意識し、すべての市民に分かりやすく説明責任を果たせるよう」と言っていますが、これを「不都合なものはすべて、早く破棄すること」と言う読み方はしないでしょう。