「インドネシアの映画と社会−若いフィルムメーカーたちの仕事」

10月4日に標記のタイトルで亀山恵理子(奈良県立大学)からお話をしてた抱きました。
10月例会の『鏡は嘘をつかない』の例会学習会です。


映画の内容は、映画サークルのHPを見てください。
https://kobe-eisa.com/
話の内容は現代のインドネシアと、活躍する若い映画監督たちの紹介でした。
でも私はインドネシア自体をよく知りませんから、そこの紹介から興味深いことをたくさん教えていただきました。人口2億4000万人1万7000以上の島々、そして700以上(推定)の地域的な言語がある、大国で多民族国家です。そして公用語であるインドネシア語第二次世界大戦後に、マレー語を基に作られた言語だということです。
政治的にはスハルト時代(1966〜1998)はかなり強権的な独裁政治で、それ以後に民主的な「改革」の時代となったようです。
映画は、70年代520本、80年代715本作られ、90年代から斜陽化して2000年は6本という状況ですが、若い監督たちはインドネシアの現状や歴史を見つめる映画を作り出している、と亀山さんは言われました。
『鏡は嘘をつかない』は社会的な映画でなさそうですが、楽しみです。