「民族音楽からペルシャ文化を知る」

7月例会『人生タクシ−』の学習会の標記のタイトルで、谷正人(神戸大学)さんに来ていただいて、サントゥールという楽器を弾きながらイランについてお話をしていただきました。

谷先生は民族音楽学を専門として「音楽を入り口として文化を知る」研究をされています。
学生時代にサントゥールを知り、それに魅せられてイランに留学までしてのめりこんでいかれたようです。
実際のイラン人の生活と、このサントゥールの音がどのように響きあうのか、を教えていただきました。私は音痴なので楽器の音色を聴いても、どうもピンときませんでしたが、イラン人の生活の一端は分かりました。
①風呂は朝に入る②スカーフは高齢の女性にとっては下着みたいなもの、家の中では自由③男の髭はあったほうががいい④コネは良く効く⑤社交辞令、面子に拘る⑥割り勘はしない⑦とても親切、初めて会っても自宅に止めてくれる、ただしそのお返しもある⑧「いいわけ」はした方がいい「悪気はなかった」を強調する⑨『おしん』『キャプテン翼』が大好き。
などなど。
懇親会でも盛り上がりました。先生はお酒は強くなくて、でも付き合っていただきました。イランはイスラムですから禁酒の国ですが、自家製のワイン等もあるそうです。
映画『人生タクシー』は7月20日21日です。映画サークルのHPを見てください。
https://kobe-eisa.com/