1月10,11,12,13日と壱岐に行きました。12日のハーフマラソンを走るのがメインですが。11日にレンタカーで島を回りました。12,13日と芦辺港の旅館に泊りました。
10日は新幹線で博多に来て、博多港から壱岐の郷ノ浦港へ向かいました。
博多駅。さすがに九州の玄関口です。
ジェットフォイル(水中翼船)で65分で郷ノ浦港です。ほとんど揺れずに着きました。思いのほか小さな港です。
この日は港のすぐ傍のホテルに泊りました。
壱岐の全図です。高い山もなく主に港ごとに町が出来ています。
翌日11日はレンタカーで岳の辻展望台、原の辻一支国王都復元公園、一支国博物館、勝本港、古墳群と行きました。
全島の最高峰は岳が辻212mです。そこから見た景色です。郷ノ浦港の入り口にあるニールセンタイプのローゼ橋です。
森が圧倒的です。しかも農村部の民家は集落よりも1軒2軒の独立して山すそに張り付いています。
3世紀末の「魏志」倭人伝に記された壱岐は「一支国」(いきこく)として紹介されています。その王都であったのが「原の辻」遺跡です。
環濠に囲まれた小高い岡にありました。この近くの川には船着場の遺跡も見つかっています。中国、朝鮮半島と日本列島との交易の場であったようです。
その後は中継地点となって市場は廃れて行きました。
そして壱岐には古墳がたくさんあります。280基です。
それらは5世紀後半から6世紀7世紀に造られた物です。
そして壱岐には150を超える神社があります。今回はほとんど見て回ることが出来ませんでしたが、不思議な島です。
朝鮮半島との経路であったことから、古代には物人文化がたくさん通り、中世以降は中心地から離れていたこと、特に近現代に開発が進まなかったことで、昔の遺跡を多く残しているのでしょう。
13日、帰りは芦辺港からフェリーで2時間20分で博多港、博多駅、新神戸と帰りました。
フェリーはスピードが遅く2倍の時間が借りました。しかもジェットフォイルに比べて大きいのですがよく揺れました。