ブログを見ていただいているみなさま、今年もよろしくお願いします。
上記の年賀状を出しました。上が私の友人、下が親戚と妻の友人です。年々減ってきて、今年は300枚です。
年賀状に書いた映画と本についてコメントします。いずれもこのブログで書いたもので、その日付を書いておきます。
「花束みたいな恋をした」(21年3月17日)
好きになって同棲して、そして別れる二人の映画です。二人の変化がよくわかるし、男の未練にも共感しました。さすが坂元裕二の脚本です。
「薬の神じゃない」(21年6月21日)
中国映画で、実話をもとにしています。白血病の特効薬のジェネリック品を輸入する話です。中国共産党も多数の民衆の意見をくみ取っています。
「グレース オブ ゴット」(21年9月6日)
フランソワ・オゾンの監督、脚本でフランスを感じさせる映画でした。カトリック教会の神父の児童性虐待を告発する裁判を題材にしています。
「人新世の『資本論』」(21年8月16日)
斎藤幸平のベストセラーです。気候危機を正面からとらえ、資本主義を告発しました。資本論を引用し、マルクスを批判的に紹介しました。
「フォッサマグナ」(21年5月24日)
糸魚川静岡線という日本列島を横断する断層です。これを読んで地質学に興味を持ち、関連の本を読んでいます。
「花緑のまくら集 多弁症のおかげです」(7月18日)
落語のまくらこそ噺家の面白さです。花緑は人間国宝柳家小さんの孫ですが、学習障害を持っていてつらい小中学を過ごしています。彼の人生観がよく出ています。