「三味線」川柳

60才で定年を迎えて、再任用で勤めは続けましたが、気持ちと時間の余裕(でも大幅な賃下げ)が生まれたので、三味線とマラソンを始めました。

あれから6年です。マラソンはコロナがあって各地の大会が休止になったので、2年ほど空白が出来ました。でも三味線は続けています。

ともに、それまでの人生で不得手、向いていない、才能がないとあきらめていたスポーツと音楽ですが、遅まきながら楽しみを増やそうと、日常生活を大きな部分を当てています。

 マラソンは、スポーツジムに通って、月に12回程度、1回に10㎞を目安にランニングマシンを使っています。これまで47都道府県中21都道府県の大会(主にハーフ)に出ました。

 三味線は、コロナ禍でも、大体週に一回30分~50分程度、稽古しています。我ながらよく頑張っていると、と思います。腕はなかなか、とても人様に聞かせられるものではありません。

 年に一回、忘年会の余興で披露して、友人たちに我慢して聞いてもらっています。「苦情は受付ません」と納得の上です。

 この4月に無職となって川柳教室に通っています。このブログにも載せていますし、西神ニュータウン9条の会のHPがニュースに投稿しています。

 今回「三味線」というお題をいただきました。以下のように10連発を吐きます。

・新たなる人生さぐる三味の音

・ままならぬ三筋をたどる千鳥足

・裏窓のあの子に聞かす三味の音

耳順から振り返りつつ三味習う

・夢に見るしゃれた文句の弾き語り

・なくもない下手な三味線ほれる人

・ありがたき三味を肴に友は飲む

・恒例の三味でにぎわう年忘れ

・稽古して味良い味噌をあてに飲む

以上、お粗末様でした。でもこれは三味線の一般的な川柳ではなくて、私の周辺を読んだものです。