2022年11月20日神戸マラソン

3回目の出場でしたが、残念な結果に終わりました。5時間48分02秒で完走です。

当初の目標であった、歩かずに5時間で完走からほど遠く、25㎞ぐらいから両足が痙攣を起こし、記録は前の2回よりも悪くなりました。

今回はこれまでの経験から、前半を抑えて走る計画で、6~6分30秒/㎞で走りました。ゆとりを持って20㎞までは楽な感じで、このままいけるのではないかと思いましたが、ダメでした。

約2時間30分、仕事場であった塩屋や浜山を歩きながら、痛む足を引きづりいろいろと考えました。

なぜ棄権しないのか、当初の目的である歩かずに完走はできない、棄権して誰も困る人はいないのに、走ることを公言しているから、棄権はカッコ悪いという見栄なのか、マラソンは人生ではなく、いつでも棄権できる、これまでフルは10回走って4回痙攣し、その内一度は棄権している、その時は、走るのも止まるのもできなくて、棒のようになった両足で倒れるしかない状態で、サポーターから薬を貰い横になって車に乗せられた。でも10分ほどすれば歩けるようになった。

今度もそれでいいじゃないか、でもまだ歩ける、これからの歩き続ける3時間に意味があるか、無駄な3時間、ゆっくり休んで読書でもしたほうがいい。

ラソンの完走にどれほど意味があるか、経験の一つというほど物でもない。そもそも神戸マラソンと言いながら、三宮から西だけのコースで、9区のうち東灘、灘、北、西は走らない、全く工夫していない。北区の衝原ダムから西区に回り垂水、須磨、長田、兵庫、中央、灘、東灘の六甲アイランドというコースを考えるべきだろう。

2時間ほど歩いて、38㎞ぐらいの地点、浜手バイパスの高架に上がると痙攣が収まってきました。無理をすれば走れるので、残り4㎞を走ってしまいました。

痙攣して走れないから歩く、走れるようになると、無理をして走る、それで何が変わるのかと思いながら、手負いのマラソンランナーになった気分でゴールしたのでした。

あーあ、いやになるなあ、という走りでした。