2023年も西神ニュータウン9条の会HPは充実しています。
9本のエッセイと、ニュース「つながり1月号」と「おしゃべりコーナー」では上間綾子さんが歌う「悲しくてやりきれない(うちなーぐちバージョン)」の紹介があり、その歌声は「今月の歌」でリンクしています。下記から直接見てください。
簡単に私の感想を交えながら紹介します。
①軍事費抜本的増大は必要なのか 山口洋司(狩場台)
9条を持つ国の形を、憲法に触ることなく、これほどの簡単に大きく変えてしまう、しかも国民的な議論も選挙もない、マスメディアも騒がない、恐ろしいほどの独裁政治なのですが、誰も騒がない、そんな国に日本はなっているのだと思います。
山口さんが分かりやすく書かれています。
②中国よもやま話(4) 諸葛孔明の夢 西元善郎(竹の台)
三国志を面白く読みましたが、西元さんはその現地に行かれています。西安、成都など、うらやましい限りです。
③まりさんのパリ通信(47) 仏の医療事情① パリまり(パリ在住)
フランスの医療費は無料と思い込んでいましたが、色々と制度が複雑なようです。
④ 私たちにその覚悟はあるか? N.N(学園都市)
これまた深刻なテーマです。外国人労働者を受け入れる方向は決まっています。共生する社会について一般的な国民に、その意識は未成熟だと思います。
⑤ネパール ラチェン村、三度目の訪問・・・過疎化の進行 島田 徹(竹の台)
ネパールの村が現在と5年前とどのように変わっていったのかが書かれています。ネパール全体では人口が増えていると聞きますから、矛盾ですね。
⑥新潟県上越市が生んだ偉人達(1) よたろうの妻(竹の台)
小川未明、前島密は知っていますが、それ以外は知りません。次号から10人の紹介が始まるそうで、楽しみです。
⑦憲法と映画(73)『ある男』 自分の人生を求めて つだわたる(美賀多台)
原作を読んでいますから、最初は映画の主題の持ち方に違和感がありましたが、今は「いい映画」だと評価しています。
⑧神戸で観た感動の芝居④ 井上ひさしの舞台 テアトル・エコー公演 米田哲夫(竹の台)
井上ひさしさんの脚本は、他とは視点が違うように思います。風刺とギャグの組み合わせがとても面白いのですが、いつも弱者の側からの視点です。
⑨消費者契約法の改正について-その4 関 通孝(西神中央法律事務所)
いつもわかりやすい法律解説、ありがとうございます。
「悲しくてやりきれない」の沖縄弁は読んでもわかりません。歌を聞いて初めて伝わってきました。