西神ニュータウン9条の会HP2025年3月号

 今月のHPはちょっとさみしいですね。エッセイが7つで、川柳『ジョー句』が10句でした。『西神の野鳥』や『ギャラリー』『今月の歌』もありますが、パリまりさんの『パリ通信』がないからだと気づきます。読んでいて「カタイ」と受け止めてしまいます。もっと幅を広げる投稿が欲しいと思います。

西神9条の会

 エッセイを私の感想を交えて紹介します。

 学術会議法人化に反対する 本間健二(樫野台)

 学術会議の問題は非常に重要だと思います。時の権力に奉仕する学問では社会全体が歪んでしまいます。しかし世間一般的にはある特定の人々の問題だと捉えているように感じます。メディアがこの問題の重要性を認識しているのか疑問です。

縮んでいく最後の安全網   山口洋司(狩場台)

 生活保護の問題も基本的人権をどのように考えるかのバロメーターだと、私は思っています。いまだに「施し」「恩恵」という認識が行政の側も、世間の空気にもあるでしょう。

 そして高額医療費問題は、私は軍事費の裏表だと思います。「国を守る」為に病人を切り捨てる施策の見本です。

 総選挙で国民の負託を受けた立憲民主党は「軍事費を削って医療を守れ」と強くいうべきです。

今さら聞けない AI(7)     コールセンターで AI が活躍  西元善郎(竹の台)

 コールセンターは概ね評判が悪いですね。自治体などの公的機関だけでなく大企業なども、なかなか担当者にたどりつかないと思います。そして受け手のコールセンター職員もストレスがたまる仕事だそうです。

 現段階はオペレーターの手伝いだそうですが、人間そっくりのAIが担当すればうまく行くかもしれませんね。

 漫画ではストレスでロボットが壊れるという落ちがつきます。

追跡“PFAS 汚染”水道水は? 健康リスクは? (2)   脱プラサークル

 日本の政府、自治体が疫学調査を行政施策の判断材料としていないことが驚きです。因果関係が科学的に証明されなくとも蓋然性として表れれば、住民の暮らしと命を守る施策を実施するのが当たり前と思います。

 「国や行政が住民を守る立場に立ってくれないのか」と怒っていますが、それは国民がそういう政治を選ばないからだと、私は思います。

憲法と映画(99)『侍タイムスリッパー』ヒットしています つだわたる(美賀多台)

 私が書いたのですが、面白い映画は楽しくていいのですが、もう少し人間の描き方に深みを持ってほしいという意見です。

育児・介護休業法の改正について その2  関 通孝(西神中央法律事務所)

 育児・介護の制度を整えるのは働き続ける最低限度の制度です。それが進んでいくのはとてもいいと思います。

 昔、労働組合の役員をしてる時に、組合員の要求、当局の回答に時代の変化を感じました。

 ショート・ショート  大西慶雄 No.6(春日台)

 「写真」ですが、カメラですね。昔、父が若い時に買った二眼レフがありました。何度が、それを使いました。自分が働きだしてニコンF2を買って、それは忘れてしまいました。

 フィルムも普通のカメラと違っていたと思いますが、驚くほど鮮明な写真が取れました。

 これを読んだら、上記の西神9条の会からHPに入って、川柳や写真、歌を味わってください。