2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

10月例会学習会「リーマン・ショックとアメリカ」平野喜一郎

9月28日に10月例会『キャピタリズム』の学習会を行いました。マルクス経済学の立場で,日本や世界の動きを研究されてきた平野先生から標記のタイトルでお話をお願いしました。 アメリカ経済のリーマン・ショックの①前史として1929年の世界大恐慌の頃、そして直…

『八日目の蝉』『ヤコブへの手紙』『いのちの子供』

『幕末太陽伝』と『劍岳 点の記』 久しぶりにDVDを借りて『幕末太陽伝』(1957)と『劍岳 点の記』(2009)を見ました。どちらもいい映画だと思いますが、DVDではその魅力は伝わってきません。『劍岳 点の記』は実話に基づく測量の地味な話ですが、最大の…

「柔かな頬」桐野夏生、「巡査の休日」佐々木譲

映画関係の本で一杯 今日23日、映画サークルの大先輩Mさんのお宅に伺って、本を預かってきました。映画関係の本、3〜400冊はあるでしょう。これだけで一つの文庫が出来ます。すごい数ですし、ざっと見ただけでもいい本だとわかります。一流の映画評論家と言…

野田首相「所信表明」と中井久夫「清陰星雨」

9月13日に野田佳彦首相の所信表明演説があり18日に中井先生のコラム(神戸新聞)がありました。それで確信を持ったので書きますが、野田首相は最低の首相を更新するかもしれない、と思います。 野田首相は「忘れてはならないものがあります」というフレーズを繰…

『ライフ いのちをつなぐ物語』『人生、ここにあり』『未来を生きる君たちへ』

9月はよく映画を見ました。とりあえず前半に見たものを書きます。どれも特徴があるいい映画でした。 9日は『ライフ』です。小さい頃から動物のドキュメンタリーが大好きでした。『野生の王国』など毎週見ていました。アフリカの公園を管理する仕事にあこがれ…

「シチリア!シチリア!」

市民映画劇場9月例会『シチリア!シチリア!』16日17日で久しぶりに参加者が700人を超えました。会員のみなさんのご協力に感謝します。500人前後が続いていた状況から、ここまで持ち直すことが出来ました。本当にありがとうございます。 しかしこれで満足する…

9月例会「シチリア!シチリア!」学習会

イタリア映画、それもシチリアを舞台にしているから、講師は竹山博英先生です。先生には本当にお忙しい中、京都から来ていただきました。心からお礼申し上げます。 マフィアの生まれたところですが、何故マフィアが生まれたのか、その歴史的な背景があります…

「クレアモントホテル」の試写会

9月6日、11月例会「クレアモントホテル」の試写会を行いました。参加者は少なかったですが、事前に映画を見て意見交換をすることは非常に大事だと思いますので、時間の許す限り参加します。 映画はまったくよいほど事件はありません。田舎からロンドンに出てき…

避難勧告と避難指示

紀伊半島に大きな水害が生じた。今日9日にNHKが特集を組んでいた。それを半分ぐらい見た。半分ぐらいだから、あまり偉そうにはいえないのだが、この放送は、今回の被害をどのように報道しようと思ったのだろうと、大いに疑問がわいた。それであまり考えも…

『だるまさんがころんだ』燐光群

9月2日に見ました。 物語性よりもメッセージ性が強い演劇で、演劇鑑賞会では珍しいタイプだと思います。「現代性がない」と批判してきた私から見れば、まさに現代の世界の課題のひとつを突きつけた演劇(これは芝居というより演劇といいたい)ですので、それはそ…

ウエイトコントロール

スポーツクラブに行き始めて10年が過ぎた。手帳を繰ってみると、2001年5月に入会している。ほとんど水泳ばかりをやってきた。 はじめは自己流の平泳ぎ、それから水泳教本を見ながらクロールを勉強していった。泳ぐ距離も10分で200m(4往復)がやっとという状…