「シチリア!シチリア!」

 市民映画劇場9月例会『シチリア!シチリア!』16日17日で久しぶりに参加者が700人を超えました。会員のみなさんのご協力に感謝します。500人前後が続いていた状況から、ここまで持ち直すことが出来ました。本当にありがとうございます。


 しかしこれで満足するわけにはいきません。やっとスタート台に立てたという感じです。引き続き、色々な工夫して会員が増えるように努力して行きます。ご支援ご協力をお願いします。
 もしこのブログを見ていて、神戸映画サークル協議会の会員になってやろうと思われるかたがいましたら、是非映画サークルに連絡してください。
http://www.kobe-eisa.com/
 神戸から遠くて映画を見ることが出来なくても、毎月機関誌を送付します。そして何かの用事で神戸に来たときに、もしそれが例会日であれば、映画を会員料金で見ることが出来ます。
 応援よろしくお願いします。
 さて肝心の映画ですが、いやとても面白かったですね。「これぞイタリア映画」といってもいいと思います。


 シチリアを舞台に1930年代から80年代を、共産党員になった男の視点で、彼の家族を中心に描くのですが、色々な歴史的なエピソードであっても、イタリア人ではないから、はっきりとはいつのことかはわかりません。しかも50年間で幼年期から少年、青年と変わってきますから、誰が誰だと追いかけるだけでも大変です。
 しかしそんなにはっきりとわからなくても楽しめる映画、というかそんなことを気にしない人しか楽しめませんね。話の筋を追う人は、事前に解説を読むとか、2度3度見たらいいと思います。ぼんやり見ていて、後から話の筋を効いたりするのも良いですね。それで十分楽しめる映画になっています。
 主人公の奥さんになる主演女優はどこかソフィア・ローレンの感じでとても良かったです。
 私はもちろん機関誌を読んでいたし、例会学習会でマフィアとイタリア共産党の闘いを聞いていましたから、楽しめました。
 10月は『キャピタリズム』でドキュメンタリーですからわかりやすいですね。でもアメリカの資本主義を知っているほうがもっと楽しめるでしょうね。9月28日に平野喜一郎先生(三重大学名誉教授)の学習会「リーマン・ショックとアメリカ」があります。機関紙にも私が全力で解説を書いています。
 よろしく。