2014-01-01から1年間の記事一覧

追悼、わが友

死は身近にあった。私の両親も、連れ合いの父も死んだ。確かに悲しみはあったが、順番だからと割り切れた。親の夢は見ることはあるが、悲しみを後まで引きずらなかった。 今回の友の死は、あまりに唐突であったためか、無性に悲しい。 唯一愚痴を聞いてくれ…

残念でした

12月27日農業公園でマラソン大会がありました。私は40kmにエントリーしました。 しかし残念ながら30kmで棄権しました。25kmを超えたところで歩き始めました。足が動かなくなったのです。 言い訳をすれば、アップダウンが厳しいコースであったこと。そ…

総選挙の評価

成功だが大勝ではない 色々な立場から総選挙の評価が出ています。全部は読みきれませんが、私は五十嵐仁さんの見解を、ほぼ支持しています。 http://igajin.blog.so-net.ne.jp/ 私自身の感想を、どんな風に書こうと思っていた時に、今日の神戸新聞の「針路21…

市民映画劇場500回

神戸映画サークル協議会の市民映画劇場が12月例会で500回となりました。そしてフィルムでの上映の最後です。記念するべき例会でした。 第1回は1972年『大地は揺れる』というルキノ・ビスコンティの映画です。私は神戸に居ませんし、まだ映画に興味を持ってい…

総選挙も終盤に

新聞の世論調査では自民党が300議席と言います。それはまだ不確定要素が多いものでしょうが、小選挙区制度の下では、少し抜きん出ていると圧勝するのでしょう。 「2大政党による政権交代」などという、日本の政治土壌を見ていない「評論家」に乗せられて…

多くの人が逝ってしまった

菅原文太は『トラック野郎シリーズ』しか見ていませんが、それは好きでした。晩年の政治的な発言をするようになって、「おっと」と言う感じで注目していました。 ですが河村名古屋市長を応援すると言ったので、しばらく麒麟麦酒を飲むのをやめていました。 …

2014ルミナリエ

12月7日京都から映画サークルの仲間が来て一緒にルミナリエに見ました。 まだ薄暮の状態だったので、ちょっとぼけたような感じです。暗くなるまで待って、雰囲気が出てきました。 その前に一杯やりながら、映画の話などをしました。どこも同じですが、最近は…

大神神社

11月30日、いつものメンバーで山の辺の道を歩きました。ぽかぽか陽気の天気、近鉄桜井駅からぶらぶらと、海石榴市(つばいち)から大神神社へと歩きました。 大和川の上流で三輪山の麓です。古い食堂があって、そこのおばさんと記念撮影。食堂はお休みでした…

追悼:高倉健

11月18日の夕刊と19日の朝刊に、俳優、高倉健の追悼記事が満載であった。そこで新聞ごとに高倉健の評価の違いがあるのかないのか、と興味を持った。それで、なるべく多くの記事を読んでみた。 例によって[神戸][朝日][毎日][讀賣]である。そして23日…

鬼手?

解散総選挙になりました。1週間前にはこんな流れになると予想した人は、ごく一部であったのでしょう。日曜日のサンデーモーニングで「ここにはそれを予想した人はいない」そんな話になりました。 与党自公政権が衆議院参議院で圧倒的多数を占めている状況で…

11月の学習会

今月はたくさんの学習会に行きました。 11月3日憲法集会、8日兵庫県自治体学校、9日映画サークル11月例会学習会、15日NHK問題を考える会に参加しました。回数は多いのですが、ただ聞いて、メモを取るだけですから、気楽と言えば気楽です。今日16日は映画…

だから池上彰は嫌い

今しがた「池上彰解説塾 光と影ノーベル平和賞の真実」が終わりました。池上彰ですから、上手に一番大事なこと、本質を隠す、眉唾のものだとは思いましたが、やはりそうでした。 けっこう辛口にノーベル平和賞が他の部門賞と違って、政治的な思惑が多いとい…

ハーフマラソン完走 

本日、西宮国際マラソンで、ハーフを完走しました。2時間18分13秒(ネットタイム2時間15分3秒)です。自分では良くやったと思っています。 次はフルです。がそれはまだまだ厳しいな、と改めて思いました。この倍を走るには、もう少し準備が必要です。 before a…

『人生はマラソンだ』『罪の手触り』『独裁者』『世界の果の通学路』『ネブラスカ2つの心をつなぐ旅』『少女は自転車に乗って』ママはレスラー』『ウッドジョブ神去なあなあ日常』『NO』『『幸せパズル』『ローマの教室で』『家族の灯り』『レッドファミリー』

7月〜10月まで見た映画を並べてみました。面白い映画ばかりです。短いコメントを書きます。 『人生はマラソンだ』 オランダの中年と言うよりも、私に近い年齢のおっさんたちがフルマラソンに挑戦する話。やれば出来ると言うことと、夢中になる時間は、その間…

文学座『女の一生』

演劇鑑賞会の10月例会は文学座『女の一生』でした。主人公が、杉村春子の当たり役、布引けいということは知っていましたし、新劇らしい芝居であるだろうと期待していました。 杉村春子のそれは見ていませんが、平淑恵も好演だと思います。明治大正昭和の背景…

鰹のたたき

気持ちよく酔いました。 10月25日、鰹のたたきとバーベキュウ大会です。 昔からの仲間と、新しい仲間が集まって楽しみました。私は酔っ払って寝ていました。

「極点社会回避のための処方箋」増田寛也(元総務大臣)

ちょっと残念でした。 10月22日神戸芸術センターで、標記の講演を聞きました。時間が少ないと言うこともありましたが、もう少し突っ込んだ議論の展開があるかと思いました。講演の内容は、人口減少がはっきりわかる現段階のさまざまなデータの分析によって、…

来春闘要求ベア2%以上

連合が2015来春闘の方針で、定昇2%+ベア2%=月例給4%の賃上げを目指すことを決めた。そして非正規や中小企業の底上げ、時短も進める、というまことに結構なことだ。 2014年は大企業で多少の賃上げがあり、公務員の人事院勧告も久々に賃上げ、ボーナスの…

「人生の贈りもの」山田洋次

[朝日]の夕刊「人生の贈りもの」で10月6日から9回、山田洋次が紹介されました。これまで映画大学で何度か話を聞いていますから、彼の生い立ちとか、いくらかは知っていましたが、これを読んで知ったこともありました。 彼の作品の根底にあるのはこれだと思…

うそつきにはうそつきだ、と言うべき

「地方創生国会」などと言っているが、「増田報告」がいう消滅自治体、群馬県南牧村の村長が「アベノミクスは届いていない」という。 「地方創生」に来年度予算枠で1兆円とか言っているが、ほとんどがラベルの張替えに過ぎない。 [毎日「私の社会保障論」10…

広島カープの終戦

阪神タイガースとのCSシリーズ、1点も取れずに1敗1分けで敗退です。これで広島カープの今シーズンは終わりました。 残念な結果でしたが、私としてはけっこう楽しませてもらいました。中心選手の成長と言うこともありますし、チーム全体から躍動感が伝わ…

播磨町、県立考古博物館

10月5日、土山駅から歩いて15分のところにある兵庫県立考古博物館、大中遺跡に行きました。いつもの古墳・遺跡めぐりのメンバーです。 大中遺跡は弥生時代の終わりから古墳時代初めの村の遺跡で、このような家が復元されています。 原っぱには日本タンポポが…

スコットランド独立の住民投票

スコットランド人は、連合王国にとどまる選択をした。独立反対55%、賛成45%と言う比率だ。これについて[朝日][毎日][讀賣][神戸]の社説、浜矩子(同志社大教授)、増田寛也(元総務相)の言説(ともに[毎日])を読んだ。(9月20日、21日) その印象を書…

本質をそらす罪

[朝日]の「従軍慰安婦」、福島原発事故の「吉田調書」の誤報、「池上論文」掲載拒否が、ジャーナリズム、新聞や雑誌に大きな波紋を広げています。[讀賣]や反動的週刊誌雑誌等は大々的に[朝日]を叩いています。 そのことで、従軍慰安婦問題、原発問題の本…

東西落語名人選

21日に標記の落語会に行きました。柳家三三(看板のピン)、笑福亭鶴光(善悪双葉の松)、桂文珍(お文さん)、桂歌丸(、桂福団治(くっしゃみ講釈)、柳家小三治(野晒し)で素晴らしいラインナップで全て楽しめました。ちょっと残念なのは鶴光さんです。このメ…

稲刈り

9月13,14日と養父、餅耕地の稲刈りです。天気が心配でしたが、良く晴れました。 ここは嫁の実家です。典型的な谷あいの中山間地の圃場整備された田んぼです。高低差も大きく、大きな一枚田には出来ません。大規模農業には不向きな土地です。でもこんな田んぼ…

[毎日]「風知草」を読む

「風知草」は立憲主義を軽視して、集団的自衛権の容認、普通に戦争が出来る国への道を掃き清めようとしている、という評価は変えるつもりはないが、「これはどう読むのか」と考えさせられるコラムではある。 資本主義批判 8月25日は「告発した人 問うた人」…

ここから頑張れ、広島カープ

9月2日からの首位攻防戦に広島カープは讀賣に3連敗した。いずれの試合もあと一歩及ばずであったが、私は健闘したと思う。 前田健太で負けたことは残念であり、エースとして役割の重要さを改めて感じた。 挑戦者が王者を倒すに圧倒的な力の差を持たないとダメ…

A級戦犯へのメッセージ

4月、安倍首相が自民党総裁として、A級、BC級戦犯の追悼法要に彼らを「英霊」として賛美するメッセージを送っていたと言う。菅官房長官は「私人としての行為」であるから、政府としては関知しない、という。 戦犯を裁いた東京裁判を認めて、日本は国際社…

従軍慰安婦「誤報」問題

讀賣新聞はほとんど読まない。時間の無駄だと思っている。わずかに讀賣ジャイアンツが負けたときのスポーツ欄を読む。しかし今回はけっこうな分量を読んだ。それは標記の朝日新聞の誤報に対する一連の批判記事だ。 8月28日から「検証 朝日『慰安婦』報道」と…