11月の学習会

今月はたくさんの学習会に行きました。
11月3日憲法集会、8日兵庫県自治体学校、9日映画サークル11月例会学習会、15日NHK問題を考える会に参加しました。回数は多いのですが、ただ聞いて、メモを取るだけですから、気楽と言えば気楽です。今日16日は映画サークルの会員交流会議でしたが、こちらは考えないといけないので、少し疲れます。
最近は、批判的に聞くというスタンスですから、それなりには注意力を集中しています。
簡単になりますが、気づいたこととか感想に書いてみます。
「アフガン、シリア戦争から考える戦争のリアル」西谷文和
「安倍政権の改憲 新段階と日本のゆくえ」渡辺治
憲法集会の演目はこの二つです。
戦争の現場に行く西谷さんの報告はいつも迫力満点です。今回もシリアの状況が伝わってきます。そして戦争によってもうける連中がいる、このことをもっともっと多くの人々に伝えるべきだと、改めて思いました。
その連中は、日本でも米国でも、どこの国でも権力につながる連中です。
戦争したい連中は、上手に世論をかわし誘導します。マスメディアは、それに簡単に乗ります。西谷さんは「ここぞと言う時にうそをつく」と言いました。
その嘘を暴き、その嘘をどれだけ多くの人に分かってもらえるのか、それが重要です。
渡辺先生には、いつも分かりやすくすっきりとした情勢分析を教えてもらっています。今回もそうです。
安倍政権の二つの性格、対米従属を歴史修正主義を明らかにしています。
憲法を生かし安全安心に暮らせる地域づくり―「地方創生」「地方消滅論」を超えて』岡田知弘
いわゆる「増田レポート」は何を狙っているのかを明らかにする講演です。それはショック・ドクトリンであり、これまでの自民党政治を隠し、今安倍政権が狙っている強力な中央集権国家をも霧の中に隠す役割を持っています。
平成の大合併」の弊害を少しでも考えるなら「増田レポート」は眉唾です。それが分からない、それを不問にする地方自治には、私は反対です。
(続く)