2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

3月例会学習会「映画『蜂蜜』に字幕を入れる」矢内達也

今月は『蜂蜜』の字幕を担当した大学生に来ていただいた。 大阪大学でトルコ語を学んでいる矢内さんは、映画に感動して、直接監督に連絡し、そして世界の配給を担当するドイツの会社に連絡して、研究材料とし字幕を入れることを了解してもらう。その後さらに…

『わたしを離さないで』を書きます

今度の「映画批評」に『わたしを離さないで』を書きます。 もしかしたら大仰で的外れかもしれませんが、私がどう感じたかを、振り返りながら書いてみました。4月ごろに出る予定です。是非読んでください。 これは私の友人が描いた絵です。『わたしを離さない…

キネマ旬報の堕落

2012月2月下旬号キネマ旬報、ベストテンと総括を見てあまりにも酷い内容、というより中身がないことに驚いて、20年前1992年2月下旬号と見比べてみました。 雑誌全体の頁数が92年286頁、12年456頁とい。1.5倍以上です。総括のところは92年51頁、12年52頁と同…

「正平調」「天声人語」「余録」「春秋」「編集手帳」

先週14日から19日までの表題にある新聞の一面コラムを読みくらべることにしました。分析まで行きませんから、その簡単な感想を書きます。 まず、どれがどの新聞のものか、という名前の確認ですが[神戸]が正平調、[朝日]が天声人語、[毎日]が余録、[読売]が編…

『バビロンの陽光』『天国の日々』『サラの鍵』『アンダーグラウンド』『デビルズ・ダブル』

2月に入ってかなり映画を見ました。ここには全てを載せるのではなく、気になったものだけにします。 まず2月例会『バビロンの陽光』です。原題は「陽光」ではなく「息子」です。このタイトルにしたかった気持ちは伝わってきます。なぜでしょう。配給会社の人は…

「王女メディア」主演:平幹二郎

神戸演劇鑑賞会の例会、2月13日に見た。その後、年上の友人と居酒屋で遅くまで飲んだ。いい気分になれた。 ギリシア悲劇を、そのスタイルで上演したもので、平幹二郎の代表作らしい。ギリシア悲劇の演出に沿って、しかもそのスタイルで上演されるもので、…

2012年西神ニュータウン九条の会総会

2月12日安齋育郎先生の記念講演を中心として、九条の会の総会がありました。私も少しばかり協力しました。 「子どもたちに明るい笑顔と未来を!」副題は(放射線防護の専門家としてお伝えしたいこと)という講演会でした。 そのほとんどが[3.11]と原発事…

「千日紅の恋人」帚木蓬生

「ははきぎほうせい」と読みます。知っている人は大勢いると思いますが、知らない人は知らない、というか、この人の小説はとっつきが悪いと思います。大長編小説だがらです。 かく言う私が、友人に薦められてもなかなか読めませんでした。最初に読んだのが「…

企業が呼ぶ講師

2月9日午後に50歳以上を対象とした研修、外の講師の講演を受けました。経歴を見てもおそらく私とは合わないと思っていましたが、ブログのネタにできるかと思って受けました。それで、そのとおりなので、簡単に感想を書いておきます。 「50代から作る人生の黄…

新聞は本当は何を考えているのか

2月1日付けの新聞に、特徴的に2つの記事が出ました。一つはその前日に行われた、前神戸市長の「送る会」です。もう一つはやしきたかじんの休職です。 この二つをどのように扱うかは、新聞社の姿勢ではないかと思います。全国紙ではない[神戸]は当然といえば…

大塚秀之学習会、西神9条の会

2月4日大塚先生を囲む学習会、そして新年会に出た。主には今年大統領選挙を行うアメリカ合衆国の情勢です。 いくつか気になった動きを記すと、①製造業復活をめざしている。そのために労働条件の切り下げの方法、2つの帯(two tier system)で以前から雇用して…

『バビロンの陽光』例会学習会

市民映画劇場の2月例会学習会です。元日本経済新聞の記者嶋田邦雄さんからお話を聞きました。学習会のタイトルは「イラク戦争の事実と真実」でした。 色々と刺激になるお話しでした。そのうち、私の記憶に残った何点かを記しておきます。嶋田さんの言葉では…