2023年6月に読んだ本その2

『アマゾン文明の研究/実松克義』『雪に撃つ/佐々木譲』『孤独の絆/藤田宜永』と『世界6月号』『前衛6月号』を書きます。 『アマゾン文明の研究/実松克義』 世界一の大河、アマゾン流域に古代文明があったという本です。先行研究の分析と現地調査に基づ…

2023年6月に読んだ本

『川柳で安倍政権を捌く/八角宗林』『やさしく強い経済学/大門実紀史』『川柳新子座/時実新子』『五十四の瞳/鄭・義信(チョン・ウィシン)』『アマゾン文明の研究/実松克義』『雪に撃つ/佐々木譲』『孤独の絆/藤田宜永』7冊と『世界6月号』『前衛6月…

2023年5月に読んだ本その2

『22世紀を見る君たちへ―これからを生きるための「練習問題」/平田オリザ』『日本人の笑い/暉峻康隆』と『世界5月号』『前衛5月号』を書きます。 『22世紀を見る君たちへ―これからを生きるための「練習問題」/平田オリザ』 西神ニュータウン9条の会が平田…

2023年5月に読んだ本

『田辺聖子の人生あまから川柳/田辺聖子』『探偵は女手ひとつ/深町秋生』『文字助の話/立川談四楼』『空白の起点/笹沢左保』『22世紀を見る君たちへ―これらかを生きるための「練習問題」/平田オリザ』『日本人の笑い/暉峻康隆』6冊と『世界5月号』『前…

2023年4月に読んだ本その2

『77冊から読む科学と不確実な社会/海部宣男』『川柳を始める人のために/時実新子』と『世界4月号』『前衛4月号』を書きます。 『77冊から読む科学と不確実な社会/海部宣男』 2011年以降に、主に毎日新聞の書評欄に掲載された自然科学系の本77冊です。ど…

2023年4月に読んだ本

『落語家論/柳家小三治』『騙し絵の牙/塩田武士』『師匠。ご乱心/三遊亭円丈』『李朝残影/梶山季之』『77冊から読む科学と不確実な社会/海部宣男』『川柳を始める人のために/時実新子』6冊と『世界4月号』『前衛4月号』でした。2回に分けて書きます。 …

2023年3月に読んだ本その2

『昭和の戦争/保阪康正対談集』『師匠!/立川談四楼』『紋切型社会/武田砂鉄』『世界3月号』『前衛3月号』を書きます。ちょっと『世界』が長くなりました。 『昭和の戦争/保阪康正対談集』 対談する相手は半藤一利「対米戦争、破滅の選択はどこで」伊藤…

2024年の年賀状

今年もよろしくお願いします。下記のような年賀状を書きました。親戚向けには、妻と連名で別のパターンです。 今年送った年賀状は約240通です。一番多い時は、50歳頃で1200通ぐらいはありました。ほぼ仕事でしたね。それが段々減ってきています。 最初は返信…

2023年3月に読んだ本

『検証シベリア抑留/白井久也』『シベリア抑留は「過去」なのか/栗原俊雄』『流されて円楽に流れつくか圓生に/六代目円楽』『刑事の約束/薬丸岳』『昭和の戦争/保阪康正対談集』『師匠!/立川談四楼』『紋切型社会/武田砂鉄』『世界3月号』『前衛3月…

2023年2月に読んだ本

『鬼哭の銃弾/深町秋生』『どんでん返し/笹沢左保』『なぜ「小三治」の落語は面白いのか/広瀬和生』3冊の本と『世界2月号』『前衛2月号』でした。 深町作品にはまってきました。落語関係も続いています。 『鬼哭の銃弾/深町秋生』 先月に続く深町作品で…

2023年1月に読んだ本

『卑怯者の流儀/深町秋生』『八月の遺書/能島龍三』『映画で読み解く「世界の戦争」/佐藤忠男』『ちょんがれ西鶴/浅黄斑』『世界1月号』『前衛1月号』4冊の本と雑誌2冊でした。 深町は2022年に読んだアンソロジーから面白いと思い、能島は旭爪あかね以…

2022年12月に読んだ本

『騙る/黒川博行』『江戸しぐさの正体/原田実』『地を這う捜査』『「人新世」と唯物史観/友寄英隆』『話芸の達人/戸田学』『世界12月号』『前衛12月号』 五冊と雑誌2冊でした。どれも面白い本ですから、ちょっと長い話になっています。 『騙る/黒川博…

2022年11月に読んだ本

一年前の本を載せておきます。なかなか書けないままでほったらかしにして居ましたが、やはり何を読んだか、タイトルぐらいは残そうと思いました。 きちんとは書けていませんが、載せます。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 『地球から来た男/星新一』『本部長は元OL/桜沢ゆ…

2023神戸空襲と神戸港の写真展

11月3日~8日に長田区文化センターの3階ギャラリーで「神戸に平和記念館をつくる会」の写真展を開きます。見に来てください。 これまでの積み上げてきた空襲と戦時下の神戸港の写真、資料などに加えて、昨年から戦時下の子どもを掲示しています。今年はさら…

西神ニュータウン9条の会HP2023年10月号

10月のエッセイは8本でした。いつものことながら中身の濃いHPです。まずエッセイに対する私の感想を書きます。 マッチに火をつけて! 山口洋司(狩場台) 軍事大国を目指す岸田自公政権に対する鋭い批判です。 岸田首相は、米国追従して軍事費を増やし、同…

2022年10月に読んだ本

『空襲・疎開・動員/洲脇一郎』『神戸の戦争孤児たち/白井勝彦・藤原伸夫』『「戦争孤児」を生きる/土屋敦』『空襲被害はなぜ国の責任か/矢野宏』『核と日本人/山本昭宏』 9月10月は11月1日から始める「2022年神戸空襲と神戸港の写真展」の原稿を書くた…

2022年9月に読んだ本その2

映画の紹介を先行させようとしてので、本の紹介は休んでいました。映画は時事性が強いですが本はいつでも図書館で読めるからです。 映画が3月まできたので、本も追いかけます。 2月に2冊書いていました。それを忘れて上書きしてしてしまいました。 ※ ※ ※ ※ ※…

2022年9月に読んだ本

『えらい人ほどすぐ逃げる/竹田砂鉄』『芸人魂/マルセ太郎』『矜持 警察小説傑作選/西上心太編』『世界9月号』『前衛9月号』 とりあえず2冊を書きました。 『えらい人ほどすぐ逃げる/竹田砂鉄』 雑誌「文學界」に掲載したエッセイ「時事殺し」を集めたも…

2022年8月に読んだ本

『サルは大西洋を渡った/アラン・デケイロス、訳柴田裕之、林美佐子』『三角砂糖ショートショート20人集/和田誠企画』『こんな噺家は、もう出ませんな/京須偕充』 『世界8月号』『前衛8月号』本三冊と雑誌2冊でした。 『サルは大西洋を渡った』が大部で手…

2022年7月に読んだ本

『昭和の演藝二〇講/矢野誠一』『教養としての落語/立川談慶』『戦後民主主義/山本昭宏』の三冊+『世界7月号』『前衛7月号』でした。仕事を辞めてから本を読む量が落ちている感じです。通勤時間が読書時間でしたから、そこが減ったのですね。でも読みか…

2022年6月に読んだ本その2

『葛藤する刑事たち/村上貴史編』『漂う子/丸山正樹』『世界6月号』『前衛6月号』 6月の残りはこの4冊です。簡単に書こうと思いましたが、そうはいきませんでした。 『葛藤する刑事たち/村上貴史編』 時代ごとに並べた短編警察ミステリーの傑作を9編集め…

2022年6月に読んだ本

『脚本「明日」/原作:井上光春、脚色:小松幹生』『「正しい戦争」は本当にあるのか/藤原帰一』『現代落語論/立川談志』『葛藤する刑事たち/村上貴史編』『漂う子/丸山正樹』『世界6月号』『前衛6月号』 脚本が1冊、本が4冊と雑誌2冊ですが、読める量…

2022年5月に読んだ本

『時代の波音/日本民主主義文学会編』『龍の耳を君に/丸山正樹』『ルポ百田尚樹現象/石戸諭』『藝、これ一生/桂米朝』『ネットと愛国/安田浩一』『世界5月号』『前衛5月号』を読みました。まず3冊を書きます。 『時代の波音/日本民主主義文学会編』 創…

2022年4月に読んだ本その2

『デフ・ヴォイス/丸山正樹』『世界4月号』『前衛4月号』を書きます。 『デフ・ヴォイス/丸山正樹』 『デフ・ヴォイス』シリーズの第1作です。さすがに面白いミステリーでした。 CODA(children of deaf adults、聾啞者の両親から生まれた耳の聞こえ…

2022年4月に読んだ本

『楽しく生きたきゃ落語をお聞き/童門冬二』『秘本大岡政談/井上ひさし』『理不尽な進化/吉川浩満』『デフ・ヴォイス/丸山正樹』たった4冊ですが面白い本ばかりでした。 とりあえず3冊。あと一冊は後日『世界』『前衛』と一緒に書きます。 『楽しく生き…

2022年3月に読んだ本その2

3月の残り『喝采/藤田宜永』『蟻の木の下で/西東昇』『世界3月号』を書きました。 『喝采/藤田宜永』 500頁の大部。1971年、浜崎順一郎は31歳の時、父親が遺した探偵事務所を引き継ぐ。時代設定は72年の東京ですが、留守電もファックスも普及していない、…

2022年3月に読んだ本

『図書館の子供/佐々木譲』『脚本・雪やこんこん/井上ひさし』『落語家はなぜ噺を忘れないのか/柳家花緑』『一冊でわかるスペイン史/永田智成、久木正雄』『喝采/藤田宜永』『蟻の木の下で/西東昇』『世界3月号』の7冊です。そのうち4冊を書きました。…

神戸に平和記念館をつくる会のニュースとリーフレット

標記の内容を下記に貼り付けました。お読みください。 なかなか貼り付ける方法が分からなかったのですが、PDFをJPGに変換するとできるとわかりました。

2022年2月に読んだ本

無職になって一月が過ぎましたが、なぜか忙しい毎日です。もう少しブログを書く時間をつくれるかと思いましたが、片付けるべき雑事が多くてそうもいきません。「自由」になって、あれもこれも目移りしていますが、ここは何とか週2回は守ろうと思います。 よ…

2022年1月に読んだ本その2

1月の分を積み残していて、なかなか書けませんでしたが何とか形にできました。 『古典落語・上方艶ばなし/藤本義一』『暗約領域・新宿鮫Ⅺ/大沢在昌』『世界1月号』の3冊です。 『古典落語・上方艶ばなし/藤本義一』 露の五郎(現、五郎兵衛)の口演を聞いて…