2023神戸空襲と神戸港の写真展

11月3日~8日に長田区文化センターの3階ギャラリーで「神戸に平和記念館をつくる会」の写真展を開きます。見に来てください。 これまでの積み上げてきた空襲と戦時下の神戸港の写真、資料などに加えて、昨年から戦時下の子どもを掲示しています。今年はさら…

西神ニュータウン9条の会HP2023年10月号

10月のエッセイは8本でした。いつものことながら中身の濃いHPです。まずエッセイに対する私の感想を書きます。 マッチに火をつけて! 山口洋司(狩場台) 軍事大国を目指す岸田自公政権に対する鋭い批判です。 岸田首相は、米国追従して軍事費を増やし、同…

2022年10月に読んだ本

『空襲・疎開・動員/洲脇一郎』『神戸の戦争孤児たち/白井勝彦・藤原伸夫』『「戦争孤児」を生きる/土屋敦』『空襲被害はなぜ国の責任か/矢野宏』『核と日本人/山本昭宏』 9月10月は11月1日から始める「2022年神戸空襲と神戸港の写真展」の原稿を書くた…

2022年9月に読んだ本その2

映画の紹介を先行させようとしてので、本の紹介は休んでいました。映画は時事性が強いですが本はいつでも図書館で読めるからです。 映画が3月まできたので、本も追いかけます。 2月に2冊書いていました。それを忘れて上書きしてしてしまいました。 ※ ※ ※ ※ ※…

2022年9月に読んだ本

『えらい人ほどすぐ逃げる/竹田砂鉄』『芸人魂/マルセ太郎』『矜持 警察小説傑作選/西上心太編』『世界9月号』『前衛9月号』 とりあえず2冊を書きました。 『えらい人ほどすぐ逃げる/竹田砂鉄』 雑誌「文學界」に掲載したエッセイ「時事殺し」を集めたも…

2022年8月に読んだ本

『サルは大西洋を渡った/アラン・デケイロス、訳柴田裕之、林美佐子』『三角砂糖ショートショート20人集/和田誠企画』『こんな噺家は、もう出ませんな/京須偕充』 『世界8月号』『前衛8月号』本三冊と雑誌2冊でした。 『サルは大西洋を渡った』が大部で手…

2022年7月に読んだ本

『昭和の演藝二〇講/矢野誠一』『教養としての落語/立川談慶』『戦後民主主義/山本昭宏』の三冊+『世界7月号』『前衛7月号』でした。仕事を辞めてから本を読む量が落ちている感じです。通勤時間が読書時間でしたから、そこが減ったのですね。でも読みか…

2022年6月に読んだ本その2

『葛藤する刑事たち/村上貴史編』『漂う子/丸山正樹』『世界6月号』『前衛6月号』 6月の残りはこの4冊です。簡単に書こうと思いましたが、そうはいきませんでした。 『葛藤する刑事たち/村上貴史編』 時代ごとに並べた短編警察ミステリーの傑作を9編集め…

2022年6月に読んだ本

『脚本「明日」/原作:井上光春、脚色:小松幹生』『「正しい戦争」は本当にあるのか/藤原帰一』『現代落語論/立川談志』『葛藤する刑事たち/村上貴史編』『漂う子/丸山正樹』『世界6月号』『前衛6月号』 脚本が1冊、本が4冊と雑誌2冊ですが、読める量…

2022年5月に読んだ本

『時代の波音/日本民主主義文学会編』『龍の耳を君に/丸山正樹』『ルポ百田尚樹現象/石戸諭』『藝、これ一生/桂米朝』『ネットと愛国/安田浩一』『世界5月号』『前衛5月号』を読みました。まず3冊を書きます。 『時代の波音/日本民主主義文学会編』 創…

2022年4月に読んだ本その2

『デフ・ヴォイス/丸山正樹』『世界4月号』『前衛4月号』を書きます。 『デフ・ヴォイス/丸山正樹』 『デフ・ヴォイス』シリーズの第1作です。さすがに面白いミステリーでした。 CODA(children of deaf adults、聾啞者の両親から生まれた耳の聞こえ…

2022年4月に読んだ本

『楽しく生きたきゃ落語をお聞き/童門冬二』『秘本大岡政談/井上ひさし』『理不尽な進化/吉川浩満』『デフ・ヴォイス/丸山正樹』たった4冊ですが面白い本ばかりでした。 とりあえず3冊。あと一冊は後日『世界』『前衛』と一緒に書きます。 『楽しく生き…

2022年3月に読んだ本その2

3月の残り『喝采/藤田宜永』『蟻の木の下で/西東昇』『世界3月号』を書きました。 『喝采/藤田宜永』 500頁の大部。1971年、浜崎順一郎は31歳の時、父親が遺した探偵事務所を引き継ぐ。時代設定は72年の東京ですが、留守電もファックスも普及していない、…

2022年3月に読んだ本

『図書館の子供/佐々木譲』『脚本・雪やこんこん/井上ひさし』『落語家はなぜ噺を忘れないのか/柳家花緑』『一冊でわかるスペイン史/永田智成、久木正雄』『喝采/藤田宜永』『蟻の木の下で/西東昇』『世界3月号』の7冊です。そのうち4冊を書きました。…

神戸に平和記念館をつくる会のニュースとリーフレット

標記の内容を下記に貼り付けました。お読みください。 なかなか貼り付ける方法が分からなかったのですが、PDFをJPGに変換するとできるとわかりました。

2022年2月に読んだ本

無職になって一月が過ぎましたが、なぜか忙しい毎日です。もう少しブログを書く時間をつくれるかと思いましたが、片付けるべき雑事が多くてそうもいきません。「自由」になって、あれもこれも目移りしていますが、ここは何とか週2回は守ろうと思います。 よ…

2022年1月に読んだ本その2

1月の分を積み残していて、なかなか書けませんでしたが何とか形にできました。 『古典落語・上方艶ばなし/藤本義一』『暗約領域・新宿鮫Ⅺ/大沢在昌』『世界1月号』の3冊です。 『古典落語・上方艶ばなし/藤本義一』 露の五郎(現、五郎兵衛)の口演を聞いて…

2022年1月に読んだ本

『売国/真山仁』『松本清張を推理する/阿刀田高』『拾った接種券/桜沢ゆう』『孤高の相貌/丸山正樹』『古典落語・上方艶ばなし/藤本義一』『暗約領域・新宿鮫Ⅺ/大沢在昌』『世界1月号』7冊でした。とりあえず4冊の紹介です。 『売国/真山仁』 明治以…

2021年12月に読んだ本その2

『落語に学ぶ大人の極意/稲田和弘』『五代目三遊亭圓楽特選飛切マクラ集/五代目圓楽』『世界12月号』残り3冊です。年内に読み終えた本は、偶然ですが映画と同じ91冊でした。 『世界』は全て読めるわけではないが、関心がある記事を読んでも、それを要約す…

2021年12月に読んだ本その1

『ダーウィンと進化論 その生涯と思想をたどる/クリスティン・ローソン、大森充香』『女警察署長 K・P・S/香納諒一』『人を育てる名監督の教え―すべての組織は野球に通ず―/中島大輔』『落語に学ぶ大人の極意/稲田和弘』『五代目三遊亭圓楽特選飛切マクラ…

2021年11月に読んだ本その2

ちょっと時間がかかりましたが11月の続きを書きました。これで次に行けます。 『桂歌丸正調まくら語り~芸に厳しくお客にやさしく~/桂歌丸』『異形のものたち 絵画のなかの怪を読む/中野京子』『世界11月号』の3冊です。 『桂歌丸正調まくら語り~芸に厳…

2021年11月に読んだ本その1

『松本清張と昭和史/保阪康正』『ゆがんだ波紋/塩田武士』『解体屋ゲン73~80/星野茂樹、石井さだよし』『希望荘/宮部みゆき』『桂歌丸正調まくら語り~芸に厳しくお客にやさしく~/桂歌丸』『異形のものたち 絵画のなかの怪を読む/中野京子』『世界11…

2021年10月に読んだ本その2

『顔のない裸体たち/平野啓一郎』『世界10月号』『聖母の深き淵/柴田よしき』『タフガイ/藤田宜永』10月に読み終えた本の残り4冊です。 『世界10月号』が行方不明になって、年内に書けませんでした。それ以外を書きました。 『顔のない裸体たち/平野啓一…

2021年10月に読んだ本その1

『降るがいい/佐々木譲』『日中映画人インタビュー 映画がつなぐ中国と日本/劉文兵』『神戸市政と私たちの暮らし/兵庫県自治体問題研究所』『夢見山作品集 欲望パラダイス/館淳一』『顔のない裸体たち/平野啓一郎』『世界10月号』『聖母の深き淵/柴田…

2021年9月の本その2

9月の残りの本『刑事失格/ジョン・マクマホン』『喧嘩(すてごろ)/黒川博行』『世界9月号』について書きます。 『刑事失格/ジョン・マクマホン』 海外のミステリーあまり読まないのですが、書評がよかったので読みました。でも翻訳の文章が滑らかでない…

2021年9月に読んだ本その1

『深海の使者/吉村昭』『RIKO―永遠の女神/柴田よしき』『桃太郎は盗人なのか?―「桃太郎」から考える鬼の正体/倉持よつば』『刑事失格/ジョン・マクマホン』『喧嘩(すてごろ)/黒川博行』『世界9月号』6冊です。珍しく翻訳物がありますが、書評に惹か…

2021年8月に読んだ本その2

『伊東晴雨物語/団鬼六』『怪談/小池真理子』『世界8月号』です。残り3冊を簡単に書きます。 『伊東晴雨物語/団鬼六』 現在では少しは知られた(と思うが)責め絵画家の伊藤晴雨の自伝的小説。団鬼六の数少ないSM以外の小説です。 小さい頃から責め絵、…

2021年8月に読んだ本その1

『日本野球25人私のベストゲーム/スポーツグラフィック・ナンバー』『官僚の本分/前川喜平。柳澤協二』『川はどうしてできるのか/藤岡換太郎』『純白のガーダーベルト/館淳一』『伊東晴雨物語/団鬼六』『怪談/小池真理子』『世界8月号』です。 まず4冊…

2021年7月読んだ本その2

7月の残り3冊です。ちょっと時間がかかりました。 『林家木久扇 バカの天才マクラ/林家木久扇』 これは木久扇が木久蔵であった時代から襲名まで、1982年6月17日~2007年9月21日の落語会のマクラが載っています。マクラには落語家の個性が出ます。彼の売りは…

2021年7月に読んだ本その1

『虜/藤田宜永』『無罪/大岡昇平』『ショートショート美術館―名作絵画の光と闇/太田忠司、田丸雅智』『林家木久扇 バカの天才マクラ/林家木久扇』『それまでの明日/原尞』『世界7月号』6冊でした。藤田宜永、原尞はさすがに面白かったです。とりあえず3…