2012-01-01から1年間の記事一覧

『のぼうの城』『セブンデイズインハバナ』『我らの生活』『菖蒲』

11月12月は忙しくて映画を見ることが出来ませんでした。例会以外では、この4本です。DVDは今井正のものを6本見たりしましたが、ちょっと残念でした。 でも、それぞれに特徴があって楽しみました。まず『のぼうの城』ですが、ロケも大掛かりでりりしさと…

神戸演劇鑑賞会『くにこ』

今年最後の芝居は、23日に小説家・向田邦子の半生を描く『くにこ』を見ました。向田邦子の小説「思い出トランプ」は絶品でした。最後の短編集「隣の女」他も読みましたが、男と女の関係を、この芝居で言う「表と裏」で見て、一筋縄で行かないけれどもいとお…

12月例会『クリスマスのその夜に』

21、22日と標記の例会でした。参加者はもう一歩伸びませんでしたが、作品の評価は私と同じく「人間社会と家庭の暖かさを感じる」という感想が多くありました。それはとてもうれしいことです。 例会紹介はそのことをストレイトに書きました。でも生々しいセッ…

忘年会

16日は映画サークルの忘年会でした。新長田のベトナム料理店ハロンです。やすくてうまい料理です。 30人を超える人が集まってくれて、1時から4時までプレゼント交換等楽しくしゃべりました。 忘年会は、今年は9回あります。職場、古くからの友人、そ…

2012年ルミナリエ

今年もルミナリエの季節です。先週から始まっていましたが、ようやく見ることが出来ました。 例年、環境局のみなさんが音頭をとって、周辺をゴミを拾いをしていますが、私も少し手伝いました。この辺りは咥え煙草禁止エリアですから、吸殻はほとんどありませ…

12月5日(夕)英国の「寅さん」

こんなことを書かれたら、一言言いたくなります。 [神戸]夕刊に「随想」というコラムがあって、その日は武田徹(ジャーナリスト、評論家、恵泉女学園大学教授)さんという方が表記の見出しで書かれていました。 英国育ちの奥さんの言葉を援用して、007映画が英…

大都市都市計画連絡会in名古屋

12月7,8日と名古屋に行って来ました。職場の労働組合の会議です。東京、横浜、浜松、名古屋、京都、大阪そして神戸です。それぞれの都市で都市計画に関わる職場の労働組合です。 労働条件やまちづくりのトピックスを情報交換しました。 名古屋の委員長さんが…

12月例会学習会「北欧とドイツのクリスマス」増本浩子(神戸大学教授)

ドイツ文学専攻の増本先生は、例会学習会の常任講師のように来ていただいています。今回も、ドイツ留学の経験から、かの地のクリスマスの雰囲気を話していただきました。 話を聞いていて、まるで日本の伝統的な正月のように感じました。キリストの誕生日を祝…

テアトルナインで平和ミュージアム

12月1日に平和ミュージアムに行きました。 戦没画学生の作品を収集している、信州上田にある無言館の特別展示があったので、それを見ました。 お昼を立命館大学の学食でとりました。 国際平和ミュージアムは二度目ですが、内容がたくさんあって。ちょっと疲…

大同団結

第3極とは 総選挙です。新聞もテレビも週刊誌も選挙報道で埋められています。しかしどうもよくわからないのは、第3極の報道です。極(きわみ)というのですから、第1極第2極第3極と言う言葉は、それぞれ離れているイメージ、対立的イメージがありますが…

淡路市長沢ミニバス視察

11月17,18日と塩屋まちづくり推進会有志のみなさんと、標記のコミュニティバスの視察に行きました。 行政や企業といったバスの事業者ではなく、地域住民が中心になって運営するコミュニティバスが全国各地にうまれています。そのほとんどが過疎の地域です。…

小森陽一講演「『平和』と『絆』」、朗読劇『凍土(ツンドラ)に生きて』

10日は忙しい日で、同じ日に、この二つも聞いた。 小森さんの話は、現在の社会的政治的情勢と九条の会の役割を、わかりやすく話してもらった。ただ、これが高齢者生協の集まりであったがゆえに、突っ込んだ話しにならなかったことが残念だった。 この5年間…

兵庫県自治体学校『地方自治の『維新』と県民の暮らし」

大変な事態になっている、と実感した。今日の基調報告やパネル・ディスカッションによる、現状報告もそうだが、それ以上に、11月10日勤労会館であった標記の集会の参加者が50人に満たないと聞いたからだ。 最初に兵庫自治労連委員長の森栗さんが挨拶した。こ…

11月例会学習会「朝鮮半島の文化を彩る、白について」イ・キュソプ(韓国民団副団長)

先月の学習会ではアフリカ大陸、ケニアの歴史を知らないことを思い知ったが、今月は隣国、朝鮮半島の歴史も知らないな、と実感してしまった。 日本の歴史も朗読劇「凍土に生きて」見て、これもあまり知らない、と思った。私が学校教育等で知ってるのは欧米の…

山田和夫さんのお別れ会

11月4日西新宿の超高層ビルのレストランで「山田和夫さんのお別れ会」があった。 脳梗塞に倒れ、3年間の闘病生活があったから、悲しいという感情は沸かなかった。 多くの人から山田さんとの思い出話を聞き、改めて映画界における得がたい、代わるもののない…

『終の信託』『希望の国』

続けて映画です。26日27日でこの二本を見ました。『終の信託』は今年度最高作品になると想います。 『希望の国』は園子温監督としてはよく撮った、体当たりの映画であるという評価はします。しかし私の感性ではない、というしかありません。 東日本大震災、…

『あなたへ』『わが母の記』『父の初七日』『プンサンゲ』『鍵泥棒のメソッド』『夢売るふたり』

9月末から10月にかけて見た映画です。今月は邦画が多くなりました。時期的な話題作とか上映時間的なこともありますが、見たいと思う映画もありました。しかし残念ながら、これはといえる映画はありませんでした。 『あなたへ』は少しだけ期待したのですが…

「マサイの戦士がやってくる」

21日はユニセフの標記の集会に行きました。そしてマサイ族の暮らしぶりを聞きました。それはもちろん映画の影響もあって行ったわけです。 映画の主役はケニアの多数派ギクユ族で、マサイ族は少数派です。ですからちょっと違うな、というのと同じだな、という…

自治労自治研「都市と地方の再生とまちづくり」

20日は自治労の第34回地方自治研究全国集会、標記の第8分科会に参加しました。しかも「まちづくりの課題を考える―阪神淡路大震災・震災復興都市計画事業が収束する中で―」というレポートを出し、発言する機会も貰いました。 この分科会は「市町村合併の検証…

『ライク・サムワン・イン・ラブ』『おじいさんと草原の小学校』

『おじいさん・・・』は10月例会です。現代のケニアを舞台にした素晴らしい映画で、私は好きです。残念なのは英国人のスタッフによって作られたという点です。でも英国の不利な点、非人道的なところもも率直に描いています。 ケニア政府が小学校の授業料を無…

『はい、奥田製作所』神戸演劇鑑賞会

10月15日に標記の芝居を見ました。ここでは芝居の感想を書きます。 この週はとても忙しい週(芝居、仕事、市民映画劇場、自治研究集会、マサイの戦士)で、それぞれの出来事、全てをこのブログに書く値打ちがありますが、そうもいかないので、書ける範囲のこ…

「ケニアの歴史と政治的概況」竹村景子(大阪大学準教授)

10月例会「おじいさんと草原の小学校」の背景として標記の学習会を行いました。10月12日です。 ケニアのことをほとんど知らなくても映画は十分楽しめるし、背景となる民族の関係もわかるような筋立てとなっています。しかし、この学習会した。それはマウマウ…

『歴史の長い影』『烈日』『僕らのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?』『プロメテウスの罠』『時の行路』『美女』

実は、パソコンの周りには新聞の切抜きと本で埋まっています。映画は手帳の中ですからスペースをとりません。新聞は思い切れば棄てられます。図書館の本も返すから良いのですが、買った本は困り者です。 しかしここに書かれた本はまだ幸せだと思ってください…

ニッポン再興−震災後論

9月12日から15日の神戸新聞に、石井光太(作家)隈研吾(建築家)高橋源一郎(作家)園子温(映画監督)のコラムが載った。標記のタイトルだ。これを読んで、面白いなと思ったけれども、どんな風に紹介しようかと思っているうちに約1月たってしまった。まとまってい…

今城塚古墳

10月7日、朝から恒例の「山之辺の会」に行きました。今回は高槻市の今城塚古墳です。JR摂津富田で降りて、そこから歩き。ちょっと迷ったりしながら、30分あまりを歩いて、広い古墳公園に着きました。 ここは継体天皇陵ではないか、といわれていますが、公…

全国まちづくり会議

9月29日全国まちづくり会議に参加しました。デザイン・クリエイティブセンター神戸(旧生糸検査所)で、日本都市計画化協会主催でありました。 「デザイン都市神戸の将来」と題して、神戸芸術工科大学学長・神戸市統括監の齊木崇人の基調講演と、ほか4人を交え…

9月例会『ヤコブのへの手紙』

本当にいい映画でした。小さな話で短い映画でしたが、人間ってそうなんだよな、という思いを強く持ちました。 支えている人が支えられていて、支えられていると思っている人が支えている。憎まれていると思っている人に心配りをされている。そして、そのこと…

「常識」が見えない

全国紙と[神戸][赤旗]に目を通していますが、[産経][読売]は文化欄だけという感じで見ています。ところが、たまにいい記事も載ります。[読売]に、都市の再生に関する宮本憲一先生のインタビュー記事が大きな紙面で載りました。 [産経]では佐伯啓思さん「日の…

追悼、山田和夫さん

色々な意味で、恩師といえる人の一人である山田和夫さんが8月11日にご逝去されました。神戸映画サークルの機関誌10月号で追悼文を書きましたので、ここにも載せます。 ※※ 山田和夫先生、永い間ありがとうございました。心からご冥福をお祈りします。ごゆっく…

稲刈り

15日16日と餅耕地で稲刈りです。天気が良くて良かったのですが、前の日に降った雨が田んぼに残っていて、その点がコンパインを運転した義兄の苦労でした。 私は、袋に入れたもみを、田んぼから運んで乾燥機に入れる仕事でした。20袋、普段しないような力仕事…