淡路市長沢ミニバス視察

11月17,18日と塩屋まちづくり推進会有志のみなさんと、標記のコミュニティバスの視察に行きました。
行政や企業といったバスの事業者ではなく、地域住民が中心になって運営するコミュニティバスが全国各地にうまれています。そのほとんどが過疎の地域です。バス事業者が営業が成り立たないといっている所で、その地域に住み続けるために公共交通が求められています。
この長沢地区は医療や教育施設、店舗もない、田畑と山しかない、そして高齢化率は四割を超えています。淡路市の市街地から約10kmの場所ですが、淡路島のほぼ真ん中の山の中、典型的な過疎地域です。



そこでなぜコミュニティバスが成功しているか。それは地域のコミュニティが作られているからです。100戸250人の村で、戸当たり年間1万円を全員が負担しています。バスの運転手は住民が務めています。7時から夕方6時まで働いて日当3000円のボランティアです。
お互いに助け合うというところから始まったようです。
これが、そのバスです。タウン・エース、15人乗りです。

観潮荘
18日に長沢地区でお話を聞きました。17日は淡路島の南端に泊まって、鯛料理を楽しみました。

これが泊まった観潮荘。そこから鳴門大橋が見えます。