2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年12月に読み終えた本その1

『日曜日の万年筆/池波正太郎』『繚乱/黒川博行』『立川談志まくらコレクション風雲児、落語と現在を切る/立川談志』『刑事群像/香納諒一』とりあえず4冊紹介します。一月分まとめるとあまりに長い文章になるし、遅くなるので、とりあえず、この程度で…

てふてふ忘年会

12月25日に忘年会をしました。今年は忘年会と名付けた宴会は初めてです。例年なら「10回やった」と自慢しているのですが、コロナ禍でまったく声が上がりません。 その中で、いつもお世話になっているてふてふさんで、三味線の発表会もかねて、少人数で楽しみ…

2020広島カープを振り返り、2021へ

今年の状況を確認しながら、来季に向けた希望を見つけていきたいと思います。チームと個人的に期待する選手について書いていきます。 投手陣の崩壊 佐々岡監督の1年目でしたが非常に残念な結果でした。52勝56敗12分5位です。 出だしの6月だけが2位で、後は最…

2020年11月に読み終えた本

『「世界」11月号』『科学の限界/池内了』『歪んだ波紋/塩田武士』『回転木馬のデット・ヒート/村上春樹』『夜を賭けて/梁石日』『探偵屋・純子/伊万里すみ子1~4』『落語三昧!古典落語』7冊です。『夜を賭けて』が面白かったですが、『歪んだ波紋』…

西神ニュータウン9条の会HP12月号

表記のHPが更新されています。是非ご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月も10本の多彩なエッセイが掲載されています。 学術会議のこと、国民に早くわすれさせたい菅政権と、いつまでも問題を提起して忘れないようにする我々との根競べだと思います…

2020年11月に見た映画

『ステップ』『ひとよ』『ストレイ・ドッグ』『海底47ⅿ古代マヤの死の迷宮』『サーホ』『82年生まれ、キム・ジヨン』『テルアビブ・オン・ファイア』『プリズン・エスケープ』『滑走路』『ホモ・サピエンスの涙』10本でした。今月は例会の『テルアビブ・オン…

高野、熊野古道の旅、その2

二日目は熊野古道を歩きました。 28日は朝早く起きて、龍神温泉から熊野本宮大社へと車を走らせます。くねくねした山の中の道路を1時間ほど走って、中辺路と呼ばれる古道とほぼ平行に走っている国道311号へ出ます。今度はそれを通って熊野本宮大社まで行きま…

高野山、熊野古道の旅その1

11月27日~29日と紀州を旅してきました。自家用車です。落語のCDを聞きながらのドライブです。 1日目は神戸から湾岸線を通って、岩出市から九度山、高野山金剛峰寺、高野龍神スカイライン、龍神温泉の下御殿に泊まりました。 いつもその地域の歴史資料館に行…

『スパイの妻』の感想

頑張っているけれども 「映画紹介」への不満 残念な映画でした。タブーの扱いであった戦中の日本軍の重大な戦争犯罪を告発するという、これまでの邦画が出来なかったテーマを正面に提示しながら、全体的に力足らずに終わった感じです。 黒沢清監督は「頑張っ…

『パパは奮闘中!』の感想

映画サークルの10月例会『パパは奮闘中!』の感想を書きました。映画全体にかかわったものではありませんが、私が気になったことです。 ※ ※ ※ ※ ※ 些末なことに拘った感想 「リベラル」のジェンダー観 原題は「われらの闘い」です。邦題は、主人公オリビィエ…

『テルアビブ・オン・ファイア』の学習会

11月例会学習会 講師:岡真理(京都大学教授) 『テルアビブ・オン・ファイア』を担当して、中近東の歴史とパレスチナの現状を調べました。『ガザに地下鉄が走る日』(岡真理)を読んで、これまで何度かパレスチナの映画を見てきましたが、今回は、まったく…

神戸港は軍港、軍需産業の拠点でした

11月1日~7日まで展示した「神戸空襲と神戸港の写真展」で掲示した文章です。 昨年、神戸港は開港150年でした。神戸市は港に関するパンフレットなどを出していましたが、神戸港が軍事的な重要な拠点であった歴史が抜けています。それで、私たちが色々調べて…

2020年10月に見た映画

10月の映画 『マーティン・エデン』『ある画家の数奇な人生』『ラスト・ブラックメン・サンフランシスコ』『ミッドナイトスワン』『パパは奮闘中!』『オン・ザ・ロック』『スパイの妻』『終着駅』『かぞくのくに』『0.5ミリ』『百円の恋』11本です。 映…

2020年10月に読み終えた本

『噺家の魂が震えた名人芸 落語案内/第6代三遊亭円楽』『卑劣犯~素行調査官~/笹本稜平』『ザ・万字固め/万城目学』『ガザに地下鉄が走る日/岡真理』『空爆の歴史/新井信一』『果鋭/黒川博行』『女検事・雨宮律子①~⑤/渡辺やよい』読み終えるとすぐ…

西神ニュータウン9条の会HP11月号

表記のとおり11月号がアップされましたので紹介します。 www.ne.jp 今月も11本のエッセイが掲載されています。 現在の政治状況を批判的に紹介したもの、平和問題を考えるものもありますが、パリからの通信や栗原小巻さんを紹介したもの、弁護士さんが改正相…

空爆の年表

「神戸空襲と神戸港の写真展」に掲示しています。 空爆に関する年表 年 代 出 来 事 1903 ライト兄弟が動力付き有人飛行機の実験に成功 (これまでは気球、飛行船などを戦争に利用していた) 1911 イタリア・トルコ戦争でイタリア軍がリビアに史上初の空爆、…

無差別爆撃の歴史

「神戸空襲と神戸港の写真展」で、私は無差別爆撃の歴史について調べて、簡単に書いてみました。会場に資料として置いています。その解説文をここで紹介します。 ※ ※ ※ ※ 1.飛行機の発明と戦争 ライト兄弟が有人の動力付き飛行機の実験に成功したのは1903…

「神戸空襲と神戸港の写真展2020」を開始

11月1日~7日、新長田文化センター(旧勤労市民センター)3階のギャラリーで開催しています。たくさんの皆さんの来場をお願いします。 戦災の全図は辻信一さんがつくられた戦災と疎開空地の地図を掲示しています。 ベースは神戸空襲の写真ですが、今年は神戸…

『i-新聞記者ドキュメント-』感想

神戸映画サークル協議会の8月例会であった表記の映画の感想を書きました。ちょっと長いのですが、読んでみてください。 ※ ※ ※ ※ ちょっと不満がありました 繰り返し映画を見て、森達也監督が描き主張したかったのは何か、を考えました。この映画の一方の主役…

2020年「神戸に平和記念館をつくる会」写真展

今年も長田区文化センターのギャラリーをお借りして写真展を催します。下記のビラのとおりです。 期間は11月1日~7日です。多くの皆さんに見ていただきたいと思います。毎年、少しずつ進化をしています。 単に神戸空襲の写真だけでなく、今は平和の港となっ…

2020年9月に読み終えた本

『剣は知っていた/柴田錬三郎』『矢萩貴子傑作選1~7』『闇の想像力/梁石日』『リプラからスコルピウス、サジタリウスへ/松村潔』『ヒトはなぜ戦争をするのか/アインシュタイン、フロイト』『破門/黒川博行』今月は6冊です。 『剣は知っていた/柴田…

2020年9月に見た映画

2020年9月に見た映画 『シチリアーノ 裏切りの美学』『リトル・ジョー』『無垢なる証人』わずか3本だけしか見ることができませんでした。連休があったのにこうなったのは、それ相当の理由はあります。 月末は旅行に行きました。その他の週末は稲刈り、映画…

西神ニュータウン9条の会HP10月号

表記のHPがアップされていますのでお知らせします。 http://www.ne.jp/asahi/seishin/9jyonokai/ 今月号も充実していて、12本のエッセイが掲載されています。 平和問題、政治的な課題から、芝居の話、コロナ禍での生活等、本当に幅広い話題がいっぱいです…

志摩、鳥羽、熊野の旅=9月24‐26日

三重県の南の辺りを旅行しました。ゴーツーキャンペーンを利用しましたから格安です。 志摩半島には独身の時に行き、賢島、鳥羽には係の旅行で行きましたから、20代の時に2度です。少なくとも35年ぶりぐらいに、かの地を訪れたことになります。 でも記憶にあ…

岡山県立美術館、高畑勲展

2020年9月22日、岡山に表記の展覧会に行ってきました。 アニメーション作家、高畑勲さんの作品を展示していました。 岡山県立美術館 高畑さんは三重県で生まれ岡山県で育ちました。それで3回忌を記念して展覧会をしてくれたのです。コロナ禍ですから予約して…

9月例会学習会「解放以降の韓国と現代の韓国」

市民映画劇場の2020年9月例会『無垢なる証人』の学習会を行いました。 9月4日、表記のタイトルで金泰賢(神戸コリア教育文化センター運営委員)さんに来ていただきお話を聞きました。以下のその要旨を載せます。 ※ ※ ※ ※ 金さんは韓国の馬山で生まれ育ち、大…

2020年8月に見た映画

『i-新聞記者ドキュメント-』『原爆の子』『海辺の映画館』『ラ・ヨローナ~彷徨う女』『マイ・スパイ』『フリークス能力者たち』『グッバイ・リチャード』『ポルトガル、夏の終わり』8本でした。良かったと言えるのは市民映画劇場『i-新聞記者ドキュメン…

2020年の稲刈り

9月6日に妻の実家である養父町餅耕地で、稲刈りの手伝いをしました。恒例のことですが、改めて、いろいろと考えることがありました。 餅耕地の田、畦に植えているのは丹波黒です。 今、九州の西面を空前の大きな台風が通り過ぎようとしています。兵庫ではそ…

2020年8月に読み終えた本

『夜明けまで眠らない/大沢在昌』『大島薫先生が教えるセックスよりも気持ちいいこと/大島薫』『もてたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう』『自白 刑事土門功太郎/乃南アサ』『新・日米安保論/伊勢崎賢、柳澤協二、加藤朗』『ドラガ…

コロナ禍の映画状況

標記のタイトルで以下の文章を書きました。兵庫県自治体問題研究所から依頼があり、兵庫県版「住民と自治9月号」という冊子に掲載されます。 ※ ※ ※ ※ 解除されても 映画館は、緊急事態宣言が5月25日に解除されて以降、徐々に開いて行きました。幸いなことに…