大塚秀之学習会、西神9条の会

 2月4日大塚先生を囲む学習会、そして新年会に出た。主には今年大統領選挙を行うアメリカ合衆国の情勢です。
 いくつか気になった動きを記すと、①製造業復活をめざしている。そのために労働条件の切り下げの方法、2つの帯(two tier system)で以前から雇用している労働者の労働条件は守るが、新しい労働者は切り下げる。同じ仕事をしながら給料の低い労働者を雇う方法、経営も労働組合も合意している。②アメリ郵政公社の民営化、規制緩和。運輸、通信の資本に大幅に譲歩する。公務員の大量解雇③州レベル(州知事、州議会が保守化、中間選挙で茶会が力を発揮して共和党が大きく前進)の労働組合に対する攻撃。④ウォール街占拠の運動、格差反対運動は組織化されていない広がりがある。労働組合は「ミドルクラスの権利を守る」運動。これまでの公民権運動よりも広い層に影響を与え、人種や性別を超えて最上層部1%に反発している。しかし労働組合との摩擦もある。
 今後、この学習会を定例化することになった。ここに集まっている人はほとんど初めて会った人。これから楽しみが増えた。
 3日は西神ニュータウン九条の会の定例会。2月12日が総会で安斎育郎先生に来ていただいて話を聞く。多くの人に来てほしい。
http://inami9.exblog.jp/17098241/
を見てください。