『人生はマラソンだ』『罪の手触り』『独裁者』『世界の果の通学路』『ネブラスカ2つの心をつなぐ旅』『少女は自転車に乗って』ママはレスラー』『ウッドジョブ神去なあなあ日常』『NO』『『幸せパズル』『ローマの教室で』『家族の灯り』『レッドファミリー』

7月〜10月まで見た映画を並べてみました。面白い映画ばかりです。短いコメントを書きます。
『人生はマラソンだ』
オランダの中年と言うよりも、私に近い年齢のおっさんたちがフルマラソンに挑戦する話。やれば出来ると言うことと、夢中になる時間は、その間だけでも幸せだ。
『罪の手触り』
中国の実際の犯罪からヒントを得て作ったと言われる4つの話。①共産党幹部、村の有力者が不正をしていることに対し、一介の労働者が暴発する。銃で皆殺し。昔の日本でもあったような感じです。②出稼ぎと偽って、全国を放浪しながら無目的な殺人を繰り返す男。虚無とでも言うのでしょうか。でも疲れている男です。③風俗に身を落としたオンナが、札束で馬鹿にされたのに、これまた切れて殺人へ。④真面目に働くことに疲れた男があぶく銭を掴もうと、裏社会へ行こうとしますが、うまくいかずに自殺へ。それぞれが少しづつ被っていて面白い造りです。
中国の荒廃する一面が出ています。ジャ・ジャンクーには脱帽です。
『独裁者』
チャップリンの力作です。機関誌に紹介を書きました。
『世界の果の通学路』
ドキュメンタリーです。アフリカ、モンゴル、アルゼンチン、インドの子ども達が2時間3時間かけて学校に通っている、という現実があると、撮りました。もちろんどこまでが事実か分かりません。小さな女の子が二人で山を越えて歩くなんて、私には信じられないのです。
ネブラスカ2つの心をつなぐ旅』
父と息子は、死んでから分かり合える、というのが私の気持ちです。生きている時は、どこかに対抗心を持っていました。
この映画は、息子たちが優しすぎます。自分のことで手が一杯なのに、父の妄想に付き合うなんて信じられません。
『少女は自転車に乗って』
サウジアラビアという、ほとんど知らない国の映画です。
『ママはレスラー』
中年の女たちがプロレスに嵌るなんて、ちょっと信じられないことをするのが映画です。それぞれの個性を持ってヒールやベビーフェイスになって、プロレスの技を披露するのですが、面白い。『人生はマラソンだ』と似ています。
『ウッドジョブ神去なあなあ日常
これは面白い。林業をいい仕事だと紹介する映画です。でも現実は、それでは食べていけないようになっています。1年を考える人は稲を植え、10年を考える人は木を植える。100年を考える人は人を育てると言います。
国土を守る仕事は素晴らしい。
『NO』
いやすごい。
『幸せパズル』
目覚めた女って強い。
『ローマの教室で』
教育の現場は大変
『家族の灯り』
演劇調は、映画ではチョットつらい。
『レッドファミリー』
北朝鮮をからかうのは韓国の常套手段になった感じ。