多くの人が逝ってしまった

菅原文太は『トラック野郎シリーズ』しか見ていませんが、それは好きでした。晩年の政治的な発言をするようになって、「おっと」と言う感じで注目していました。
ですが河村名古屋市長を応援すると言ったので、しばらく麒麟麦酒を飲むのをやめていました。
原発反対の態度をはっきりさせたので、また見直しました。そして沖縄知事選挙の応援で、朝日と麒麟を半々にしようと思いました。
それがこんなに早く逝かれて、残念です。
もともと高倉健麒麟の宣伝をしていましたから、スーパードライが良いと思っていた時も、一番搾りを飲むようにしていました。その後継となった菅原文太ともあわせて、麒麟派になります。
呉清源も逝きました。100歳です。今から15年ほど前に彼が書いた「21世紀の布石」と言う本を読みました。現役をはるか昔に引退し、80歳を超えているのに、まだ新しい何かを生み出そうと言う情熱に感動したことを覚えています。
彼の生涯を見て、天才であり不遇であったと思います。でも純粋な情熱こそがもっとも大事だと、教えてもらいました。
さらに私のもっとも近しい友人も逝きました。彼にはなにいうべき言葉はありません。ありがとう、というだけです。