今日は例会学習会

今日は9月例会『牛の鈴音』の例会学習会で、神戸大学の岡田先生から、現代韓国、韓国の農村の話を聞きました。
ものすごくスリリングな話でした。
韓国は90年代から急速に都市化が進んだということと田舎を切り捨ててきたという話でした。
日本が戦後の60年を費やして、農村から都市へと民族の大移動がありましたが、韓国はその半分以下の時間で、それをやってきた。そして儒教の考えが深く生活にも思想にも根を下ろしている中での、そういう変化で大きな矛盾が現れているという。世界一の自殺率もそうだろう。
限界集落になる前に、集落が消えているという。あるいはワーキングプアの増大も日本を越えている。大学進学率は90%を超えているが大学生の就職率は40%。農村部の結婚は40%が国際結婚という。
韓国は近い将来の日本であるし、そういう面ですでに日本を越えているということらしい。