見上げてごらん夜の星を

4月14日に神戸演劇鑑賞会の「見上げたごらん夜の星を」みました。永六輔作詞、いずみたく作曲の歌ですが、これは、いずみたくが日本のミュージカルを作りたいという思いを芝居にしたものでした。彼の歌のオンパレードです。それはそれでよかった、と思います。みんな上手ですから。

デモ芝居の筋立てが、いずみたくが活躍を始めた1960年代に持ってきたものですから、ダメだと思います。
定時制高校とそこに通う若者たちを主人公にしていますが、どうしても現在の若者たちと被ってきます。そう見たときに「これは違うのではないか」と思ってしまいます。
もう少し工夫が必要だとおもいました。