キリクと魔女その2

キリクと魔女カラバは最初から対立します。キリクは村人に害をなすカラバの邪魔をします。カラバは怒ります。ですがキリクは「なぜカラバは意地悪なの」という無邪気な質問を繰り返すだけで、憎しみを持たないのです。むしろ子どもを助けたキリクに対する村人の底意地の悪さを感じます。
そしてカラバの意地悪な理由を知り、カラバをその苦しみから開放すると、キリクはカラバに求婚するという、なんとも新しい昔話の展開になりました。
それをいちいち紐解いていくと面白そうです。