例会学習会「石井憲司さんのお話」

 1月は例会作品に関わることではなく、映画館関係者の人からお話を聞きました。パルシネマの小山さん、KAVCの樋野さんに続き、シネフェニックスのスタッフである石井憲司さんです。


 石井さんはOSから派遣されています。シネフェニックスのオーナーが映画業界とは違うことから、OSが番組を決めることからすべて面倒を見ているそうです。
 石井さんは定年退職したあとで、再雇用という形で働いているそうですが、長い経験はシネフェニックスの若いスタッフに受け継がれています。ここもコンビニなどのように正社員は店長だけであとはアルバイトということですが、アルバイトの対応も丁寧で明るい、という印象になっています。
 私は事務局で用事をしていて学習会には参加できませんでしたが、後の飲み会で話をしました。
 やはり映画館、映画産業全体が厳しいこと、映画の質が低下していること、それを映画ファンとしても憂いていることを、かなり率直に話されていました。
 映画サークル一月例会は「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」1月21日22日です。老夫婦の複雑な愛情が描かれています。
http://kobe-eisa.com/modules/pico/index.php?content_id=23
 ぜひご覧ください。
 2月も宣伝しておきます。「フローズン・リバー」ですが、私はプロジェクトで「作品の背景」を書きました。例会学習会は大塚秀之先生(神戸市外国語大学名誉教授)にお願いしています。2月4日(金)19時から事務所の地下ホールで行います。「最近のアメリカ社会とその変化」というタイトルで、ごく最近起こったアリゾナ州銃乱射事件など、オバマ大統領を生んだアメリカの実相をお話いただきます。
 そしてもう一つ「布施辰治」も宣伝です。22日から元町映画館で始まります。このブログでも紹介していますが公式HPは以下ですので見てください。
http://www.fuse-tatsuji.com/
 なお、2月5日(土)映画サークル事務局地下ホールで2時から合評会を行います。ぜひ映画を見て、参加してください。
 ついでにもう一つ、「昭和の紅い灯」です。
http://www.kinkinjuku.sakura.ne.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=224&Itemid=27
 上映が元町映画館1月30日の1日のみですが、愛川欽也キンキンさんの熱意が伝わってくる映画です。