西神ニュータウン九条の会総会




2月13日(日)
 総会の記念講演は伊藤千尋さんでした。予想通りみんなを励まし、勇気を与えるもので、本もよく売れました。
 講演の中身は、世界がいかに変わっているのかと言うことを実体験を通してのお話です。そして少しばかり先の見通しまで語っていただきました。
 ルーマニアでは、内乱の時期に現地に入り、独裁派と革命派の戦いの様子、普通の市民が行動する姿は実体験からの報告です。おそらくエジプトもそうだと思いますが、一人ひとりの勇気から始まったようです。
 それに引き換え、我々は何をしているのかと思ってしまいます。
 朝日新聞の裏話もリアルでした。ちょうど小泉政権の時期に社長にをしていた男、箱島信一が朝日新聞を「普通の会社」すなわち利益の追求に走り、成績主義を導入、その時期に論説委員室に改憲派が多数になる。はっきりと朝日新聞の論調は転換する。
 それから護憲派が多数に入れ替わって、少しまた変わる。
 箱島が更迭されて編集局長も変わり、外岡秀俊が編集局長なった。伊藤さんは歴代で最もいい編集局長という。その彼は、局長を降りて一記者にもどったそうだ。
 その名前を覚えておこう。
 おしまいは日本のマスコミを変えていく行動提起、テレビや新聞のいい番組や記事には励ましのメールを出すと言うことです。それがマスコミの姿勢をかえると言います。
 私もそれを実行してみよう。