3月例会「白い馬の季節」

 3月例会は3月18,19日でした。この日から例会場が神戸朝日ホールに変わりました。前のハーバーランドに比べれば、広い会場です。フロントもホールも格段に違い、みんなちょっと戸惑っていました。



 残念ながら参加者は500人を切りました。会場が変わったらかといって参加者が増えるというものではないですが、せっかく内モンゴル留学生のウリジ・スルンさんから講演をいただいたのですが、参加者は伸びませんでした。
 映画は現代内モンゴルの人々の気持ちが痛いほどわかる映画です。しかし中国は世界第2の経済大国になり、国の隅々まで市場経済を行き渡らせています。当然のことですが、一度便利な生活を経験すれば、懐かしい昔の生活には戻れません。
 現代日本で、電気のない生活はできないのです。早晩、内モンゴルもそうなるでしょう。しかしだからといってモンゴルの伝統がなくなるわけではないと思います。チンギス・ハンを誇りとする民族意識は継続していくと思います。自然風土を守ることとあわせて、そういう努力は続きます。