2011年度映画サークル総会

 4月30日午後から、総会を開催、20名を超えるみなさんに集まっていただき、今年度の活動について話し合っていただいた。演劇鑑賞会が70名を集めたのに比べると、少ないですが、直接に参加を呼びかけて例年よりも多い参加となった。

 昨年は市民映画劇場への参加が大きく減少したことから、一気に財政が苦しくなった。このままでは続けていけないことから、多くの会員のみなさんの力を貸していただきたい。そのためにどうすればいいか、会員のみなさんの力を借りるような工夫、要はここだろう。「協力」や「お願い」という言葉だけではどうしようもない。
 最後の予算案の説明で、750人の参加が必要というのが明らかになった。4月例会よりも200名増やさないといけない。参加いただいたみなさんには、現状の深刻さがお分かりいただけたと思う。
 ただ展望はある。朝日ホールという会場は、三宮元町の中心地で、一般参加を呼びやすい。会員参加を50人から100人程度増やすことができれば、自ずと一般も増え、90年代後半のような、多いときには1000人を超える参加者がある、市民映画劇場になる。
 そして基本会員制度という、会員を増やしやすい制度であることから、それを最大限利用するような活動提起が必要だ。
 昨日は「代表者が集まる場」という提起をいただいたが、まだ具体化まで行かない。それは委員会で議論することになる。
 演劇鑑賞会のように「会が大変といいながら、その厳しさが出ていない」という厳しい意見は出なかったが、幹部は、そこのところは忘れてはならない、と自省した。
 そして総会のあと、てふてふで懇親会。映画サークルはいつも、この楽しい会が付いているのがいいね。

 でも、ここでも映画の話があるし、映画サークルの話が出てくる。「真面目な」会議も必要だが、視点を変えて出てくる意見が聞けるのはこういう場だ。どこの団体にでも言えることだが、ポロリと漏らした本音に近い意見を聞いて「聞いたぞ」みたいな言い方をするのは、人間性を疑う。自由な批判的意見は真摯に受けとめるものだと思う。