一片の大都市の実情

川崎市(5月31日)と横浜市(6月6日7日)に行ってきました。
札幌、世田谷、川崎、横浜、名古屋、浜松、名古屋、京都、大阪の都市計画の実情の一片を聞いてきました。
川崎市役所の周辺は繁華街です。ですがおそらく景観の規制をしていないのでしょう。通りの看板がどぎついと思います。神戸の繁華街は、三宮・元町周辺、あるいは福原も含めて落ち着いた感じです。
戸塚駅の東西は再開発で大きなビルが立ち並んでいます。横浜駅に次ぐ乗降客の多い駅だそうですが、その割には遅い事業化でした。再開発ビルは従前地権者の意向が最優先されるため、計画的な店舗の配置になりません。「今でもわかりづらい」とまちづくり協議会の会長さんは言いました。
③標記の大都市で人口減少に直面しているのは、浜松、京都そして神戸だけです。あとは人口増を見込んでいます。もちろん実情はそれぞれ違います。
④密集市街地の改善については、神戸は先進的です。昔のように区画整理をすれば良い、という発想は、いずれの都市もないようです。
⑤「住民主体のまちづくり」テーマに掲げたのは良いけれども、時間が少なすぎました。再度話し合うことになります。住民、専門家、行政と言うカタチでまちづくりを進める神戸方式は、他都市よりも「住民主体のまちづくり」であると確信しました。
終わってから、ちょっとぶらぶら、国立博物館に行きました。上野です。
その前の広場で五月の展覧会をしていました。見事な五月がたくさんありました。それを載せます。