買った本、借りた本、読んだ本

本については「『永遠の0』を検証する」を書いたときに気づいたのですが、ここにほとんど書いていません。ほとんど買っていないし、たいして読んでもいないので書かなかったのですが、自治体学校を契機に5冊も買ってしまったので、今年の読書傾向を紹介することにします。
買った本
自治体学校で買ったのは「地域再生と町内会・自治会」(中田実、山崎丈夫、小木曽洋司)「自治・平和・環境」(宮本憲一)で、その後で「ローマ法王に米を食べさせた男」(高野誠鮮)「里海資本論」(井上恭介)「短編ベスト10」(スタニスワフ・レム)を買いました。
まだ買って間なしですから読んでいないので詳しい紹介は出来ません。しかしなぜ買おうと思ったのかは言っておきます。
地域再生と町内会・自治会」は、昨年から興味のあるテーマです。「自治・平和・環境」は宮本先生の講演に触発されたから。もう読みました。
ローマ法王・・」は高野さんの話を自治体学校で聞いたからです。テレビ「ナポレオンの居た村」の原案本です。彼の話を聞いて「公務員として働くってこういうことだ」と痛く共感したからです。「里海資本論」は自治体学校の3日目の講演内容と同じです。前から読もうと思っていました。
「短編ベスト10」はレムの最新作で、いつか青春時代に戻りたいと思っていたので、他の2冊を買った勢いでついでに買いました。
借りた本
小説はほとんど図書館で借ります。10冊まとめて、読みたいなと思う作者、タイトルで選んでいます。
今週借りた本は「蒼の悔恨」(堂場瞬一)「波形の声」(長岡弘樹)「二十四時間」(乃南アサ)「下流少年サクタロウ」(戸梶圭太)「警官の条件」(佐々木譲)「姫椿」(浅田次郎)「鮫島の貌」(大沢在昌)「緋の法廷」(小杉健治)「天使たちの場所」(香納諒一)「兜太の現代俳句塾」(金子兜太)です。私の贔屓の作家です。
でも、このうち読めるのは2,3冊です。
たぶん今回は読まないだろうけれどもお勧めは戸梶圭太です。これは上品な人は読まないほうが良いけれども、ゲテモノ好きの人は戸梶を一度読んでみてください。私のようにはまるかもしれません。
読んだ本
今読んでいるのは「科学・技術と現代社会」(池内了)の下巻と「新・世界経済入門」(西川潤)です。
ラテンアメリカを知る辞典」は映画『NO』の背景を書くために買いました。チリとアジェンデ、ピノチェトの項を読みました。
現代思想 宇沢弘文」は友人に借りて読みました。「ヒトラーの演説」(高田博行)はなぜか買っていました。ヒトラーの演説がなぜ国民に受けたのか、ちょっと知りたくなったのでしょう。
付け加えると、マラソン関係の本も2冊買いました。