三島、自治体学校(静岡)

7月26,27,28日と静岡に行きました。標記の通り主な目的は自治体学校に参加することです。しかし実際に出たのは初日の記念講演だけでした。

後は三島市静岡市を見て回りました。

憲法自治のチカラが地域の未来を切りひらく

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27日の岡田理事長の記念講演は標記のタイトルでしたが、さすがにこのために来た甲斐がありました。

私が理解したこと受けとめたことを書いて行きます。岡田先生の講演を紹介するのではありません。

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日本全体として人口減少、とりわけ少子化が大きな問題となっています。国政でも地方政治でもこれをどのように改善していくのかが大きな課題です。その現実については「増田レポート」でも明らかです。しかし国はこれまでの政治、地方振興政策の何が問題であったかをまったく検証しません。

そのもとで自治体戦略2040構想を打ち出し、推し進めようとしています。

アベ政権の大きな目標が憲法を変えることと戦争が出来る国づくりであり、戦前のような国家体制作りですから、「地方自治は民主主義の学校」ではない地方自治体につくりかえて、国の命令をよく聞くような制度作りを狙っています。

それと合わせて財界の要求である「公共サービスの産業化」「公務の民間化」によって労働者の貧困化を推し進めようとしています。

そのために道州制と大きな基礎自治体作りを画策し、当面はまやかしの「地方創生」です。

官民の人事交流として民間大企業からの出向者2011年790人→18年1419人、国から自治体へも2011年790人→18年1814人と倍増しています。大企業の意向を受けた政治、国の地方支配の強化です。神戸市も都市局都市計画課長が初めて天下りのポストになりました。

山崎重孝前自治行政局長・現内閣府次官がアベ政権の意向を受けて推し進めています。

湧水の町、三島

26日は三島のまち歩きをしました。観光客はけっこういましたが駅も小さく、全体的こちんまりとしたいい町でした。

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ここは富士山からの湧水が湧き出ている水のまちです。

源兵衛川の中を歩けるようになっています、三島梅花藻が咲き、その上でオハグロトンボが産卵していました。

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近くある佐野美術館によりました。金魚絵師深堀隆介展をやっていました。独特の金魚の絵を描いています。アクリル樹脂の中に金魚の絵を描いているのです。

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静岡平和資料館、登呂の遺跡

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静岡駅の近くに市の補助金を受けながら市民団体が運営している平和資料館があるのでよりました。ビルの1室を借りて小さなものですが、立派に静岡空襲等の資料を展示しています。

神戸にもつくりたいと思いました。

静岡市立美術館では浮世絵展をやっていたのでのぞいてみました。歌麿、広重、写楽国芳とかたくさんありました。1時間半ほどたっぷり見ました。

そして登呂の遺跡

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町の真ん中にある公園になっています。