落語は集中しないと面白くない芸です。いい加減に聞くことはできません。CDからデジタル・オーディオに落としましたが、本を読みながらでは聞けませんでした。そして聞く芸ですが見る芸です。その所作を見ないと想像力は半減するようです。
今日は柳家小三治、林家染丸、桂春団治、桂歌丸、月亭八方、林家木久蔵でした。よかったのは名前を挙げた順番です。小三治は呼吸が面白いというべきか、あえて面白いことを言わなくてもいいのですから。林家染丸もそうなってほしいですね。歌丸と春団治はもうこれ以上は望めないと思います。体力がないですから。八方は名前ばかりが出ていますが二流の落語家だと思います。木久蔵はいうべき言葉はありません。