韓国も日本と同じような急激な高齢社会になっています。どのような問題があるのか、どのように生活していくのか、早く考えないといけないし、国民的な関心も高まっています。
それは似ていますが、やはり違います。
もしかしたら韓国のほうが日本よりも厳しいかも知れません。1980年代まで軍事独裁政権であったことと、経済力が低いことで、社会保障制度が、日本よりも整備されていないと思うからです。
そして当然のことですが日本国憲法をもっていません。さらに儒教の影響も強く残っています。
そんな現代の韓国社会をこの映画は描きます。二組の高齢者の男女を主人公にして、より良い韓国を示そうとしているようです。
岸野さんの話を聞きながら、短編ドキュメント『ファンボさんに春が来た』を見ながら、そんなことを考えていました。
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