2月例会学習会「大統領選挙に見るアメリカ」

2月1日に『ニュースの真相』の学習会を標記のタイトルで、神戸外大名誉教授の大塚秀之先生にしていただきました。
トランプが大統領に選出されたアメリカ社会、国民の状況についてお話していただきました。
前大統領のオバマ選出の時も「チェンジ」がキーワードでしたが、今回もそれは同じです。ほんの一握りの大金持ちが大半の富を握る社会経済構造が、まさに破綻を迎えようとしている、と私は思いました。
前回はオバマに期待しましたが、今回はトランプを選んだと言うことです。失業、労働条件などで生き苦しさを感じている白人労働者たちが民主党支持からヒラリーを拒否し、トランプを選びました。
そんなに大きな振れ幅ではありません。実際に得票数はヒラリーのほうが多く取っています。選挙制度によってこういう結果になりました。
特徴的に「ラストベルト」と呼ばれる製造業が多い中西部の州が、前回は民主党が取りましたが、今回はわずかにトランプに行ったということです。
学習会の後はいつものように懇親会です。

『ニュースの真相』の解説は私の担当でした。
映画サークルのHPにアップしていますので見てください。
http://kobe-eisa.com/?info=%e5%b8%82%e6%b0%91%e6%98%a0%e7%94%bb%e5%8a%87%e5%a0%b4%ef%bc%92%e6%9c%88%e4%be%8b%e4%bc%9a%e3%80%8e%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ae%e7%9c%9f%e7%9b%b8%e3%80%8f