2017年末ごろから、47都道府県のマラソン大会に出ようと決めて、2023年までに29都道府県に行きました。
20年のコロナ禍までに16都府県と、順調に数を増やしていったですが、コロナ禍で大会が中止になりました。全国的に再開されたのは21年年末からで、その年は2県、22年1道5県、23年も4月までに4県(佐賀、宮崎、山口、埼玉)と頑張っていきました。4月に園田学園シニアコースに行き始めて、その後23年秋に1県(三重)でした。
半分以上観光旅行が目的ですから大体3泊4日、北海道など4泊5日でした。園田学園に通うと、学校の授業は月曜日金曜日ですから、休んでいくの気が引けて、それは出来ませんでした。授業も面白かったのです。
ですから24年は4月の授業の始まるまでに3県(栃木県、神奈川県、大分県)周りまた。現在32都道府県です。残りは15県(岩手、山形、福島、新潟、群馬、茨城、山梨、石川、福井、香川、愛媛、福岡、熊本、鹿児島、沖縄)ですが、遠いところが多いし学校もあるので、ぼつぼつでしか行けないだろう、と思います。
24年春の旅を紹介します。
栃木県は、20代の頃に研修旅行で鬼怒川温泉に来たような記憶があるだけで、全く初めてのところです。
21日の早朝、神戸から飛行機で茨城空港に着き、レンタカーで足利市へ行き、佐野市の小さな老舗旅館に泊まりました。22日はさくら市喜連川温泉に泊まり、翌日にマラソンを走って、その日は宇都宮のビジネスホテルでした。そして24日は茨城空港まで行き神戸空港に帰って来ました。
観光で回った主な施設の感想を書いていきます。
2月21日は水曜日で足利市の施設は休館でした。私設の美術館の栗田美術館に行きました。ここは栗田英男さんが収集された「伊万里」「鍋島」の陶磁器を展示する相当大きな美術館でした。山一つを敷地にいくつもの建物がありました。
栗田さんはこの辺りの豪商で、戦後は国会議員も務めています。人物的にはどうかわかりませんが、お金が持っていたのだろうと思います。すごい美術館です。
その日は佐野市の老舗旅館旭館に泊まりました。
22日は足利学校に行きました。「日本最古の学校」と銘打っていました。でも創建ははっきりしていないようです。奈良、平安、鎌倉という諸説あり、室町時代に再建されたことだけははっきりしていそうです。
佐野郷土博物館は「田中正造ゆかりの博物館」でした。足尾銅山鉱毒事件に身をもって抗議し止めさせようとした人です。
そして、おおひら歴史民俗資料館、とちぎ山車会館、山本有三記念館と回りました。いずれも地方の小さな博物館ですが郷土愛にあふれていました。
その日は、亀井ホテル喜連川温泉に泊まりました。安い値段でしたが次の間付でした。
23日は「さくら市マラソン大会~日本三大美肌の湯ハーフマラソン」を走りました。早朝うっすらと雪が積もりました。
マラソンの後「さくら市ミュージアム荒井寛方記念館』に行きました。この日は「平山郁夫展」でした。
そしてその日は、宇都宮のビジネスホテルに泊まりました。ホテルの近くの宇都宮餃子の専門店に行きました。小さな店でしたが、ちょっとそっけない対応でした。
24日の午前中は栃木県博物館をたっぷり見ました。栃木の自然が展示されていました。
それから下野市の下野薬師寺に行きました。ここは「日本三戒壇」という天武天皇時代に建てられた古い寺院ですが、最近、再建されました。
戒壇とは僧になるために必要な戒律を授ける施設です。他は奈良の東大寺と筑紫、大宰府の観世音寺です。
ここから茨城空港でいき、スカイマークで帰りました。早くとれば飛行機代は安いです。
(続く)