2012-06-24から1日間の記事一覧

『東京島』『売国奴に告ぐ!』『これは誰の危機か、未来は誰のものか』『ヘヴン』『大転換』

今月読んだ物で面白いもの、いや面白くなくてもちょっと引っかかったものを紹介します。 『東京島』(桐野夏生)は変な小説です。無人島に流れ着いた2〜30人の人々の奇妙な話です。昔読んだ『ロビンソン・クルーソ』や『十五少年漂流記』のような痛快で健全…

『鳴神』

神戸演劇鑑賞会の例会で、6月22日前進座の公演です。 私は、やはり前進座の芝居が好きです。しかも『鳴神』は歌舞伎の中でもわかりやすくて面白い演目です。 ご存じない方は、ネット調べていただいたら良いのですが、私の解釈を少し言っときますと、修行を積…