講演会「ハイカラと塩屋集落」

 2月27日塩屋まちづくり推進会主催の講演とワークショップがありました。講師は山崎義人(兵庫県立大学講師)さん、場所は塩屋の洋館グッゲンハイム邸です。


 なかなか面白かったです。そして何よりも地域の人が40人も集まって、自分たちの住んでいる塩屋の事について学び話し合うのですから、すごい熱気でした。
 集落の成り立ちの幾つかのタイプは、周辺の森とそれに守られて田畑と集落が作られる。神社があり海からそこへつながる道があり、そこに行政機能、交錯するように店舗や生活関連施設が作られた。あるいは海に面して縦割りに漁業の納屋が作られる、という具合です。
 塩屋もそうです。海に面した町で、そう作られて、それから鉄道と駅。そして金持ちの別荘、外国人の居留地が作られます。漁村と別荘文化の混生した町になります。
 そして山崎さんが歩いて町の魅力を探します。なるほど色々なところに昔の名残がありました。
 1時間そんな話を聞いたあとで、6つのグループに分かれてまた1時間話し合いです。
 そしていったん区切りをつけて、それからお茶を飲みながら交流会となりました。