2023神戸空襲と神戸港の写真展その2

 明日11月3日から標記の写真展を8日の午後3時まで開催します。今日2日にみんなで展示の準備をしてきました。我ながらなかなかの企画になりました。是非みなさまのお越しを待っています。

 明日3日の午前中は私の当番です。

あいさつ文を載せておきます。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

ご あ い さ つ

 「2023神戸空襲と神戸港の写真展」にお越しいただきありがとうございます。

 「神戸に平和記念館をつくる会」(以下「つくる会」)は2014年から活動を開始しました。平和記念館の設立をめざして神戸市や市議会各派に要望活動等を行っています。それと合わせて戦争の実態を知るために、平和と戦争にかかわる講演会や「神戸空襲と神戸港の写真展」を取り組んできました。

 私たちは、被害も加害も含めて戦争の歴史を市民が知ることで、再び戦争を起こさない、戦争に巻き込まれない、関わらない日本がつくられ、平和な世界をめざす原動力になると信じています。そのためにも、戦争の歴史と実態を学べる平和記念館が必要です。

 神戸市は兵庫区にある旧岡方倶楽部を改修して歴史公文書館の新設を進めています。「つくる会」は、そこに神戸空襲と戦争に関わる資料の常設展示を求めています。

 

 今、自公政権は軍事費を倍増して日本を軍事大国にする方向に舵を切りました。沖縄県では、米軍の辺野古新基地建設だけでなく、宮古島石垣島自衛隊のミサイル基地整備を閣議決定だけで進めています。本土にいる私たちには見えにくい所で、軍備を増強しています。

 ロシアのウクライナ侵略戦争は、戦争の危機を私たちの身近に感じさせました。それを利用して自公政権は、平和憲法の精神がないがしろにしています。平和を広げる世論作りが必要です。

 

 「つくる会」の写真展は2017年から6回目(2021年は休止)の開催となります。写真展を開催することで、私たち自身が学び、収集し作成した写真や資料を多くのみなさんにご覧いただいてきました。そして戦争に係わる研究、活動をされている個人、団体のみなさんと繋がり、多くの教えをいただいています。 

 写真展をご覧いただき、ご意見をお寄せください。

 今回の展示、資料作成に公文書館、行財政局、中央図書館、ふたば学舎、原水協、「語り継ごう戦争」展、広島平和記念資料館、神戸コリア教育文化センター、旬風堂、カトリック中央協議会、祝教允さん、松本泉さん、大井田孝さん、辻信一さん等からご協力をいただきました。ありがとうございます。

                           2023113

神戸に平和記念館をつくる会