2010-10-11から1日間の記事一覧

「科学の落とし穴 ウソではないがホントでもない」池内了 晶文社

いわゆる科学読み物は昔からよく読んでいた。「ガモフ全集」であり講談社のブルーバックスである。そして相対性理論と量子力学を理解することを生涯の課題に掲げているから、その関係の一般読者向けの本は、半年に1冊程度の割合で読んできた。しかしいまだに…

どうでもいいことかもしれないが

テレビのニュース番組で、誰かがしゃべっていること、そのまま、あるいは要約してスーパーインポーズで載せるが、そのときに漢字で意味が違うようになる。この前、たしかNHKであったと思うが、小沢元民主党幹事長が検察審査会の起訴決議に対して、「淡々…

「消費税のからくり」斉藤貴男 講談社現代新書

「からくり」どころの話ではない。消費税の本質にこれほど迫った本も少ないのではないか。消費税反対の本は何冊も読んできたから余計にそう思う。よく指摘される「逆進性」であるとか、大企業の負担は一切なく、庶民が負担する税というのは、私も一応認識し…