2月15日堺の南、津久野のURの団地再生の実験を見学。
昭和30年代に立てられた古い団地を取り壊さずに大幅に改装を施して、新たに賃貸住宅として売り出そうと言うもの。取り壊さないと言う点で環境に優しいが、だいぶ費用がかかりそうだ。
バリアフリーということでエレベーターを作るが、部屋の中は段差がある。出入り口が狭い。と言う欠点がある。
一部屋が30〜40㎡程度だから、そのままでは単身者、小家族むけで、それを二つつなげたり(左右にも上下にも)外に広げたりで広さはいい。しかも手の入れ方が、若年とか老齢とか特定の層を想定している。むずかしいかもしれないが、それは現在の売り方だ。
しかし昔の団地は敷地が広いからいろいろできる。ここでも小菜園を作っていた。古い便器、バス、洗面台の利用もある。
まあ実験だからいいが、部屋代が10万円とかになっているが、それは若い層にはかなりの負担になる。そこが問題だ。
エレベーターホールを外につける
古いままで残しているが、かなり狭い
最上階の一部屋を壊しルーフバルコニーに改装。そこを入り口にして、開放感がある。
このお姉さんが説明
バルコニーを外に出している
設備関係のパイプは外からつなぎメンテナンスをしやすく。その目隠し板
洗面台で花壇