4月例会学習会「日本統治下の台湾教育」呉宏明

 26日4月例会『トロッコ』の学習会を行いました。標題の話を呉宏明先生(京都精華大学教授)から聞きました。ほとんどはじめて聞く話ばかりです。


台湾の就学率は、植民地時代に急上昇します。5%から敗戦直前には71%になっていました。そして今でも、台湾人の多くは日本人に好意を持っていると、最近、旅行した人は言います。日本語が通じると。
 それらの話を聞いて、日本占領下の台湾の教育制度は、台湾人を心の底から植民地に陥れるための、日本の政策だったのだと確信しました。
 それでも、あまりにも酷い台湾の実情からみると、人間に知識を与え、近代化を促すものだったのでしょう。
 終わったあと、いつものように飲み会です。