2012年度の始まり

 2012年度が始まりました。今の職場は、大きな予算を使うわけでもなく、年度の締め切りもそんなにきつくないので、3月4月が特に忙しいというわけではありません。大昔のような3月50日や60日という言い方もなくなっています。
 しかし年度の変わり目は人事異動の季節です。1日付けで管理職クラスの異動が行われました。それを見て、私もずいぶん長く働いていていることを実感しました。トップクラスの人が同じような年齢か年下になっています。
 私は、こういう人生を選びましたから、何もあせることはないのですが、忸怩たる思いで、人事異動を見ている人がいるだろうなと思います。何人かの顔が浮かびます。
 一生懸命働いていて、それが評価されない、ということほど悔しい哀しいものはありません。多くの人は、その職場の評価、上司の評価というものは大きいと思います。
 「適材適所」と人事担当は言いますが、第1線で働いていて首をかしげる昇任や異動もありました。