3月9日(土)の5時からシネマエッセイスト武部好伸さんのお話を伺いました。
ケルト文化を訪ねてヨーロッパの各地を旅されています。今回は標記のタイトルで、フランスのケルトのお話でした。
ケルトは特定の民族ではなくて、ケルト言語文化圏を指すそうです。ケルトは紀元前1000年ごろに中央ヨーロッパで花開き、古代ローマ人に追われてイギリス、アイルランドに渡って、アイルランドに多くの遺跡を残しています。それが再びアングロサクソンに追われてイギリスから対岸のフランス、ブルターニュ地方に移り住み、ブルトン語をしゃべるケルト文化を、今に残しているそうです。
今回の話で、アーサー王伝説はケルトであり、ブルターニュに多くの遺跡も残っているという話です。今までアーサー王はアングロサクソンの王だと思っていました。
来週3月例会「ル・アーブルの靴磨き」を上映します。ちょっと奇妙な味の映画です。
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