全国映連総会(2012年4月7日)


(前列左から砂田麻美さん、鎌仲ひとみさん、新藤次郎さん(新藤兼人監督代理「一枚のハガキ」後列左から「英国王のスピーチ」のGAGA、「八日目の蝉」の松竹、でんでんさんの事務所の人)
 去年は[3.11]があったから、簡略した総会でしたが、今年はきちんと議論をして映画鑑賞運動を作り上げる総会を期待しましたが、がっかりです。
 提案と議論を含めて、1時30分から5時までで、ほとんどを各地の活動報告に終始しました。これで厳しい情勢を越えていけると思っているのでしょうか。ましてや「ニュートラル」な情勢を踏まえたほとんど意味のない方針です。
 正面切って異議を唱えたのは私だけです。総会の後で何人かが「私もそう思う」という主旨のことを言っていただきましたが、全国映連、映画鑑賞運動の危機だと思っている私は、ドン・キホーテだなと思いました。でもしかたがありません、これが私の選んだ道です。言うべきことをとことんまで言い、行き着くところまで行って、それからまた身のふり方を考えたらいいかと思いました。

 総会議案に対してA4版4枚に異議申し立てを書いて会場で配ったのです。神戸映画サークル協議会の意見ではない、個人の意見ですから、本来ならだめだが、お情けで配らしてもらいました。




 総会が終わってから、全国映連賞の表彰式です。今回は本人の参加は鎌仲ひとみ監督と砂田麻美監督です。ちょっと寂しかったですが、鎌仲さんには2次会まで付き合っていただいて、それはそれで充実した時間です。喫茶店での8時から10時までの方が良かったかもしれません。