神戸演劇鑑賞会『親の顔が見たい』劇団昴

4月6日に畑澤聖吾の戯曲、標記の芝居を見ました。なかなかの力作で力を入れてみてしまいました。

ミッションスクール女子中学校で起きたいじめを苦にした女生徒の自殺をめぐって、そのいじめに係わったと思われる女生徒たちの親を描く芝居です。
いじめた女生徒たちは一切出てこないと言う構成は、非常に面白く、彼女たちの親たちは、まさに、そんな反応をするだろうな、という「親の顔を見た」思いになります。
子どもをかばって、という要素と自分の体面を気にして、というのがない交ぜです。