川柳「酒」

2022年最後のブログを書きます。

 今年4月から安部美葉先生主催の川柳教室に通い始めました。毎月一回兼題の句と自由句を提出して、その場でつくった席題の句の3句の批評を受けています。

 生徒は8~10人程度で、約2時間、充実しています。

 参加者が、気に入った句に対し投票するのですが、私の句はあまり支持を集めません。票を集めるのは句の下手上手ではなく、好き嫌い、共感するしない、という要素が高いと思うのです。私が投票する基準もそうなっています。

 そういう意味で支持が低いということは、この教室の多数とは感性が違うということです。やむをえません。

 参加者の男女比はちょっと男が多いですが、自由句で酒を題にしたものが少ないのです。酒飲みが少ない感じで、私は、それを追求しているので、皆さんと合いません。

 今年作った「酒」の句を載せます。

正月に飲む酒

・友が逝き 問わず語りの手酌酒

・何かある 飲め飲め飲めと上司注ぐ

・大失敗 祝いの席でくだ巻いた

・苦い酒 ため息つくな首ふるな

・歳神を軒で待たせて酒を飲む

・回春はヨガと川柳 うまい酒

・へべれけが 深い話やなあとほめ

・ありがたき三味を肴に友は飲む

・昼飲みで 愚痴を肴の友がいる

・強がった健診の夜はまずい酒

お粗末