西神ニュータウン9条の会HP2023年9月号

またまた遅くなりましたが、標記のHPが更新されていますので、私の感想も含めて紹介しておきます。

西神9条の会 (www.ne.jp)

9月のエッセイは10本です。

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 〈過ちは繰り返しませぬ〉に逆行  山口洋司(狩場台)

安倍菅から少しはましになるかと思った岸田内閣は、その成立以来、戦争に近づく政策をどれほどやってきたか、山口さんが指摘されているとおりです。「過ち」に踏み込む前に何とかした、と気が焦ります。

7 月のつどい学習会に参加して 改憲的護憲論に思う  島田 徹(竹の台)

島田さんは沖縄県の南の島を実際に訪問されて、そこに自衛隊のミサイル基地建設が進められているのを実感されています。今、国民世論は「戦争を防ぐためには軍備の増強が必要」に傾いています。マスメディアも含めて容認しているといっていいでしょう。

それを変えていくために、一人一人の対話しかない、というのが八木弁護士の提案でした。

少しでも実践したいと思います。

 心に染みる言葉(3) 中村 哲さん  西元善郎(竹の台)

中村哲さんの、世界中の庶民のささやかな願いを紹介しながら、それを阻む人類の「貪欲」を問うています。

食料も含めたあらゆる面での生産力を向上させてきた人類は、なぜ「家族が平和で暮らしたい」という願いから、だんだん遠のいていくのでしょう。

まりさんのパリ通信(55)   バックパック旅行記⑥ 「T シャツ」 パリまり(パリ在住)

すごいですねえ、パリまりさんは欧州貧乏旅行をされてきたようです。

新潟県上越市が生んだ偉人達 (その9) 宮下千代 よたろうの妻(竹の台)

このシリーズの最後の偉人は、千代さんでした。108歳の長寿を全うされたよたろうさんのお母さんでした。

千代さんがつくった俳句が最後に掲載されています。人柄を感じました。

 PFAS(ピーファス)汚染について①  角屋克子(狩場台)

ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』という実話に基づいた映画があります。巨大企業と闘った一人の弁護士の話です。ここに書かれている物質は人体に有害だと、米国の裁判所も当該企業も認めています。

それが明石川流域で検出されたそうです。

夢みる校長先生たちが作る「子どもファーストの公立学校」ヒストリアン(狩場台)

ドキュメンタリーです。

校長先生の発案で子供中心の教育を実践している学校が出てきます。学校教育は、法制度的にも本当は自由なのです。

「軍事力で平和は守れるのか 歴史から考える」1. ウクライナから考える  鈴木哲雄(学園都市)

本の紹介です。

ロシアのウクライナ侵略は突然始まったのではなく、両国の歴史があるということです。ロシアが一方的に攻撃を仕掛けたのですが、本格的な戦争に行くまでの手立てをウクライナをはじめとするNATO側も失敗したのでしょうか。

憲法と映画(81)『教育と愛国』戦争は教室から始まる、といいます つだわたる(美賀多台)

これもドキュメンタリーです。

現在の教育現場に対する政治的な介入が描かれています。教科書も大きく変えられて、教師の自律的な教育が阻害されている実態があります。それは「戦争への準備」のように思えました。

年金分割制度について-その3 関 通孝(西神中央法律事務所)

離婚に伴う年金分割の手続きです。

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エッセイの他に川柳の「ジョー句」ニュース「つながり」そして今月の歌は渥美清が歌う「泣いてたまるか」です。

本当に盛りだくさんです。一度で読み切れませんから、何度も覗いてください。