讀賣新聞はどこまで

25日の自民党「若手議員の自主的な研修」で、百田尚樹が「沖縄の2紙を潰せ」といいました。これは[朝日][毎日][神戸]ではっきりと書いていますし、テレビでも言いました。
しかし[讀賣]は金曜日の夕刊まで、自民党のこの会議があったことは報道しましたが、具体的な発言内容を書いていません。
自民党がこの会議の責任者を懲戒処分しましたから、土、日でどんな報道になったのか、しっかり捜してみることにします。
及び腰だが
さすがの[讀賣]もかばうことが出来ずに、27日土曜日から、この会議の発言内容を書きました。27日の社説に取り上げています。「自民若手勉強会 看過できない『報道規制』発言」という見出しです。「報道機関を抑えつけるかのような、独善的な言動は看過できない」という書き出しで、自民党内部の反省の弁、安倍首相、谷垣幹事長、二階総務会長を並べた。自民党は「そんな政党ではありません」というアリバイつくりだと思う。
傑作なのは「地元紙に対する今回の百田氏の批判は、やや行き過ぎ」と一気にトーンダウンして、最後は「法案の意義と必要性を国民に判りやすく訴えることだ」と安倍応援で締めくくっています。
ですが、法案の「意義と必要性」だけで内容の理解はいらないのか、と突っ込んでおきました。