[讀賣]『編集手帳」「よみうり寸評」

5月の[讀賣]のコラム、朝刊の「編集手帳」(14字×17行×2段−18字=458字)と夕刊の「よみうり寸評」(14字×16行×2段−30字=418字)を読みました。
他紙に比べて朝刊では「編集手帳」は短く、夕刊の「よみうり寸評」は長いものでした。中身は、私にはつまらないもので、なによりも政治についてはほとんど言及しないのです。
韓国の大統領や米国のトランプ大統領についてはちょっとだけありましたが、日本の政治については、わずかに1件だけです。
5月24日の「編集手帳」で、自民党大西英男衆院議員を「こういうお人が議員を名乗っていることのほうが、よほど不思議である」と書きました。がん患者を「働かなくていい」といったときです。[讀賣]はすべて社論にそった記事しかかけないそうなので、大西議員は批判してもよい、と言うお許しが出てようですね。
5月3日憲法記念日の「編集手帳」は[讀賣]の面目躍如でした。
西遊記を引き合いにして「国際平和を希求する崇高な理念をうたった憲法が三蔵ならば、現実の脅威を抑え込む同盟のパートナー、米国はこわもての悟空だろうか」と書きました。
別に解説を書くほどのことではありませんが、この例え方は2重におかしいと思いました。
日本が主人なの、米国が平和を求めているの・・・。
讀賣]の役割

22日に「前川前次官 出会い形バー通い」と言う記事を書きました。それに対する批判が起きると、6月3日に社会部長名で、わざわざ弁明の記事を書きました。
讀賣]を読むのはジャイアンツが負けたときにスポーツ欄を読むぐらいですが、これは[讀賣]の本質が出ましたね。この記事を「スクープ」した記者は、きっと[讀賣]のトップエリートなのだろうと思いました。それぐらいインパクトがありました。
馬鹿みたい。